〜黒と白と症候群−第一回報告書〜

〜はじめに〜
ここに書かれた情報は共通として基本的にPCがUGNを通して情報を得たものとしてもらってもかまいません。
ただし、後述におけるPLのみの記述のある部分はマスターシーンより出された情報です。
 
〜”狩人”という組織〜
通称『狩人』。コードウェル博士帰還の一件以来、『対堕翼独立特殊殲滅組織 ”FEAR”(Fang of fury Endow Anti Renegade −復讐の女神の牙を賦与する。反裏切り者-) 』とも名乗る。FHやSoG、ティンダロスやテンペストとは一線違う行動原理を持って動く組織。
行動原理の基本は彼らが”黒囁”と呼ぶジャーム狩りであり、基本的に《ワーディング》などを使用した、情報隠蔽をあまり行わないため、UGNと時に対立することもある。
(基本的には『狩人』側からは『UGNが関わってくるとあれこれと面倒くさい』為、UGNが腰を上げて関わると手を引くことのほうが多い)
各自メンバーに共通するのはジャームに対する強烈な『憎悪』の感情。
各自メンバーは、コードネームの代わりにナンバーで呼び合っており、ナンバーは若くなるほど組織内での『位』が高いことを意味している。
一桁台の『ファースト』と呼ばれる人間たちはその中でもトップクラスの能力を有していると言われている。
セカンドとファーストの力の差はかなりある。(せぱからだと黒巣市の平均的よりちょっと上な人間と初期値で作成された人間くらい)=つまり上層はそこそこちょっと上くらいの力量(せぱからPCレベル)
『狩人』メンバーは必ず黒いコートもしくは同デザインのジャケットに仮面を着用。その上からゴーグルを着用するものもいる。→コートデザイン画 その1その2
(上記写真は現在UGNが監視をしている”No.7”七貴 智)

〜”女王”呼ばれる協力者〜
”No.7”七貴 智と共に行動していた小柄な少女らしき人物。
ただ一言も声を発することがなかった。ブラックドッグ発現者らしく、指を鳴らしてエフェクトを起動させる姿が目撃されている。


<PL情報>
マスターシーンにおいて会話する姿が描写され、一人称は『僕』、男の子のような口調で話すことが公開されています。
 
〜”黒囁”と”白囁”〜
”黒囁”と”白囁”それぞれ『ブラックウィスパー』『ホワイトウィスパー』とルビを打つ。
2nd当時は黒がジャームで白が堕ちる前のオーヴァードを指していた。
また『狩人』たちは、『OVになるものは白い囁きによって覚醒させられる。また黒い囁きによって覚醒したものは総じてジャームになる。その囁く者を”黒囁”と”白囁”と呼称する』とメンバー内で認識しており、結果的に、ジャームとオーヴァードを指す言葉でありながら、覚醒を促すものをも指していた。
『狩人』独特の呼び名だが、3rd現在、彼らは具現化したものをそう指して呼んでおり、『オーヴァード』、『ジャーム』に対してはそのままの呼び名で呼んでいる。
(理由はコードウェル博士の帰還により、世界に発信された演説で使用された呼び名に従ったから)

昨今、黒巣市における不思議な現象を含むオーヴァードの事件において、目撃者が増えており、UGNは目下調査中である。
なお、この”黒囁”、”白囁”双方はある一定の条件化におかれたオーヴァードが”認識”及び”記憶”することによってその存在を確認することが出来る。
逆に言えば”認識”及び”記憶”両方を満たさなければ、存在を確認できないと言う不安定な存在ともいえる。
”黒囁”は一般に女性の姿で、”白囁”は少女の姿で確認されている。
 
〜断章〜

現在UGNで確認されているのは『サラマンダー』の断章。
UGN黒巣支部において厳重な管理の下、研究がされている。

どうやら先に記述した”黒囁”、”白囁”はこの断章の持つ力が漏れ出た結果による、具現化した姿という分析がなされている。
UGNに回収された断章には『サラマンダー』の説明、及びエフェクトが記述されている為、他のシンドロームに対応する断章があると思われる。
なお、『サラマンダー』の断章は火蜥蜴の姿を取り、黒巣市に住むオーヴァードを襲っていたが、現在は紙の束の状態で具現化する様子はない。

”ディアボロス”春日 恭二がこの断章の回収を行う為に右往左往している姿が目撃された。

<PL情報>
DX2ndのエフェクト項目の部分が断章となっております(何)
また正体不明の少女と少年(登場時は女性だったが、何らかの理由により肉体を失い、現在は少年の姿である)も断章を狙っている様子(ただ現在は傍観状態)がマスターシーンにより描写されている。

 
〜公園の魔女〜
“傍若無人” 逢杜 玲が公園で出会った女性。
名をイリシャ・ゼロ・グランディーク。
奈々市にイリシャと名乗る人物がいるが、関連性は未確認。
黒い表紙で、何も記述されていない、中の一部が破りとられた形跡のある本を持ち歩いている。
盲目だが、音や空気の流れ、触感などで人の気配などを読み、盲目ではあるがまるで目が見えているかのように錯覚させる何かを持つ。
よく日向ぼっこに公園に来ているため、そこに遊びに来る子供たちが『魔女』と呼んでいるが、生業から考えると強ち遠からずと言ったところ。

占い業を営んでおり、商店街の隅のほうに店舗がある。
時折チラシを配布している。

なお、未覚醒オーヴァードであることが逢杜 玲によって確認されている。
 
〜おまけ〜

<PL情報>
マスターシーンにおいてゼロと七貴が会話するシーンがあるため、ビジュアルイメージを添付。