ぐい呑ギャラリー No 142

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 自ら採取した瀬戸の山土で独自の焼
味を追求している作者。赤土の胎土や
器体に掛かる白化粧土が窯変により
力強く発色し褐色の濃淡が見所となっ
ている。灰釉・鉄釉・伊羅保も手掛ける
作者の最も目に止まった一点である。



       粉引
  作者 穴山大輔

 印象的な紅色の器体手捻りの素朴
な造形。冬に閉ざされた飛騨の里で春
を待つ紅梅を思わせる作者の「赤楽」。
高台周りの炭化の黒と器体の紅色の
対比も趣深い。
2012年、年初の若手作
家酒器展で目に留まった一点である。


       赤楽
  作者 水谷 渉

 色合いや光沢、貫入の多彩さで見る
人を惹きつける浦口さんの青瓷、淡い
黄色が印象的な本作は「牙晶瓷」と名
づけられ外周や見込みに亀甲状に現
れた貫入や淡黄に煌く佇まいが黄玉=
トパーズを思わせる逸品である。


       牙晶瓷
  作者 浦口雅行

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