ぐい呑ギャラリー No 20

No21へ     No19へ

 去年、鮮やかな轆轤使いと清々しい
灰釉が目にとまった作者、今年の個
展では黒釉のシックな作品で会場を
飾っていた。黒の発色や釉掛けの完
成度は決して高くはないが、新しい試
みに注ぐ
熱意が伝わる。

      黒釉
  作者 矢沢隆一
 江戸幕府の直轄領として文化・経済
発展を遂げた飛騨高山、当時の茶
陶を源に受け継がれ、飛騨の
国焼き
の一つとなっている小糸焼。中でも特
徴的な伊羅保作品には風雅が漂う。


      小糸焼 青伊羅保
  作者 長倉靖邦 (飛騨小糸窯)


 小糸焼が武家・茶人のやきものとす
れば、同じ飛騨の国焼でもこちらは庶
民の用を源にする民陶である。茶褐色
の陶土に柿釉・藁灰釉、使いやすい器
形、単純だが伸びやかさがある。


  
    山田焼 灰釉
  作者
 山田窯 

ぐい呑みトップページ