2003年 菰野陶芸祭 No3

                     圭峰窯 伊藤 仁

  圭峰窯は、今回の陶芸祭の中心的なスペースである。協賛出品する作家さんの屋外展示や、
 来場者を対象とした陶芸教室、その他地元産品の即売などで賑わっていた。当窯の先代は、独
 特の叩き技法で、印象的な焼締作品を多く残した伊藤圭氏。当代の伊藤仁氏も登窯による数々
 の作品を発表していた。



     真山窯 西田真也  

 
伝統工芸展や個展で活躍し、これ
まで最も多くの作品を見てきた馴染
みの作家さんの陶房である。ただ一
人、毎年陶房での個展も開催してき
たが、今年の賑わいに、汗を拭きふ
き声をかけて下さった。

 伝統工芸展入選の「泥彩秋草文
大皿」を始めとするお得意の線条文
や象嵌の作品がたくさん並び、白砂
釉を使った花器・茶器もバリエーショ
ンを広げていた。お茶と大きなピザを
いただき、ご本人とも久しぶりにゆっ
くりお話ができた。