宮尾 昌宏


ぐい呑

備前 (2008年)
    自然釉の窯変で器体は漆黒の佇まい、正面には焦げと胡麻が現
   れ、深く静かな趣を湛えている。窯変や引出しの手法を駆使し
最近
   流行りの 「備前黒」、造形・焼成に研鑽を重ねる宮尾さん独自の、味
   わい深い一点である。

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備前 (2007年)
                胴周りに膨らみを持たせた、緩やかに起伏させた口造りはセンス
                の良さを感じさせる。火色・焦げ・カセ・胡麻の掛りと景色は変化に
                富み、どの方向から眺めても趣がある。日本伝統工芸会会長賞を
                受賞した作者の清新の気に溢れた一品である。


湯 呑

備前 (2004年)
 底から見ると六角に削り落とされた
外周の大胆な鎬、口縁
部の焦げや胴
部のカセも見所
となる。骨太で男性的、
造形感覚に溢れた備前
焼である。