若尾 経

ぐい呑

天 目 (2015年) 玉白瓷 (2015年) 黒 陶 (2013年) 金釉彩 (2013年) 耀州窯 (2010年)
青瓷窯変 (2010年) 青 瓷 (2008年) 青 瓷 (2008年) 青 瓷 (2006年) 象牙瓷 (2005年)





new ! 天 目 (2015年)





玉白瓷 (2015年)
青瓷・米色瓷・象牙瓷など、多彩な釉調や動的な造形で精力的な創作活動を展開する若尾さん。
2012年、従来から手掛けていた「象牙瓷や」「米色瓷」とは微妙に異なる質感の「玉白瓷」を発表した。
その趣は、真っ黒な素地を半乳濁した釉が絶妙のバランスで包み込み、見込みは二重貫入の内側から
滑らかな輝きを発しているかのようだ。中国で最も高貴な白玉:白翡翠を陶で再現した傑作である。





黒 陶 (2013年)





金釉彩 (2013年)





耀州窯 (2010年)





青瓷窯変 (2010年)





青 瓷 (2008年)





青 瓷 (2008年)





青 瓷 (2006年)
黒褐色の胎土に流れる青磁釉の濃淡や、見込に現れた氷裂文が印
象的な六角ぐい呑。中国青磁に魅了され、研究を重ねて独自の作風
を確立した作者、その魅力は釉の発色と惹き込まれる貫入である。





象牙瓷 (2005年)
黒褐色の胎土に掛かる黄味を帯びた灰白釉、内外周には紫色の貫入
が走り、作者の名付け通り象牙を思わせる仕上がりとなっている。幅
広い作風の青瓷が並ぶ個展で、一目見て強く惹かれた作品である。


個展の記録→