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ルイ・ヴィトン「タンブール」:ラグジュアリースポーツウォッチの新参者としての覚悟

「ラグジュアリースポーツウォッチ」といえば、多くの人がまずパテック・フィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオーク、ヴァシュロン・コンスタンタンのオーバーシーズ——いわゆる“三巨頭”を思い浮かべるだろう。しかし近年、この領域に新たな挑戦者が現れている。
その一つが、ルイ・ヴィトンスーパーコピー(Louis Vuitton)の 「タンブール」(Tambour)シリーズだ。
2002年のバーゼルワールドで初登場したこのコレクションは、当初はファッションブランドの“副業的”な試みと見られていた。だが、2023年に発表された最新モデルは、本格的な高級機械式時計としての完成度を示しており、もはや“傍観者”ではいられない存在感を放っている。
🥁 鼓形ケース:20年磨かれたアイデンティティ
「Tambour(タンブール)」とはフランス語で“太鼓”を意味する。その名の通り、円筒状のケース側面と緩やかなカーブを描くベゼルが特徴で、一目で他ブランドとの差別化を図っている。
2023年モデルでは、このシルエットをさらに洗練。厚みを8.3mmに抑えながら、40mm径のケースを実現。これは、同クラスのラグジュアリースポーツウォッチ(例:ノーチラス 40mm/8.1mm、ロイヤルオーク 41mm/10.5mm)と比較しても、極めて薄型で着け心地に優れる。
また、一体成型のテーパードブレスレット(先細り設計)は、ケースと完全に融合。従来のタンブールとは異なり、ラグ(耳)を廃止することで、視覚的な連続性とモダンな印象を強調している。
⏳ 小三針+層状ダイヤル:クラシックへの回帰
文字盤レイアウトは、前世代の“大三針”から小三針(スモールセコンド)へと変更された。これは1920~30年代の懐中時計や初期のリストウォッチを想起させる、クラシカルな美学の復権だ。
さらに、二層構造のダイヤルが立体感を生み出す:
外周:サテン仕上げ
中央部:垂直ラバーブラシ仕上げ
インデックスはポリッシュ処理され、アラビア数字には夜光塗料が施されている。控えめながらも、暗所での視認性を確保する配慮が感じられる。
⚙️ LFT023:超薄型自動巻きムーブメントの真価
8.3mmという薄さを実現する鍵となったのは、LFT023 自動巻きムーブメントだ。
このムーブメントは、ルイ・ヴィトンがスイスの独立製表師集団「Le Cercle des Horlogers」と共同開発したもので、以下の特徴を持つ:
厚み:わずか4.2mm
偏心マイクロローター(22Kゴールド製)を採用し、薄型化を実現
COSC(スイス公式天文台検定)を取得
ローターには立体的な「LV」モノグラムが彫刻され、機能性とブランドアイデンティティを両立
裏蓋はサファイアクリスタル製で、繊細なパールリングやポリッシュ倒角されたエッジなど、上質な装飾が堪能できる。
💰 価格設定:169万円という“中間地帯”
ステンレススチールモデル(例:W1ST20)の中国市場公定価格は169,000元(日本円換算でおよそ370万円前後)。これは、いわゆる“三巨頭”(500万円以上)よりも安く、一方でIWCやジャガー・ルクルトなどの“準ラグジュアリースポーツ”(200~300万円)よりは高い、中間的なポジショニングだ。
この価格帯は、ブランド力と技術力を天秤にかけた結果であり、ルイ・ヴィトンが“時計メーカー”として本気であることを示す証でもある。
📝 編集部コメント:挑戦は始まったばかり
「タンブール」は、まだ“三巨頭”に並ぶ存在ではない。しかし、薄型設計、独自のケースフォルム、高精度ムーブメント、そして確立された美的言語——これらすべてが、単なるファッションブランドの付属品ではないことを物語っている。
ラグジュアリースポーツウォッチの世界は、もはや“伝統”だけでは守れない。革新と個性が求められる今、ルイ・ヴィトンの「タンブール」は、新参者としての覚悟と可能性を十分に示した一本だ。
果たして、次なる一手は何か? 時計界の“LV革命”は、ここから本格化するかもしれない。

スケルトンタイプのジャンピングアワーウォッチが登場。

アメリカらしさを感じさせるスタイルと、同国の時計製造の未来に対する壮大な夢とともに、MEC Watchesは力強いスタートを切った。

遡ること2022年。MEC WatchesはMEC 1を引っ提げ、過去に類を見ないまったく新しいブランドとしてデビューを果たした。その他いくつかのオリジン・ストーリーと同様に、MEC WatchesもMEC 1も、情熱的なプロジェクトから誕生したものだ。ベネズエラのカラカス出身の起業家で時計コレクターのカルロス・ラミレス(Carlos Ramirez)氏、香港出身のクリエイティブディレクターでありアーティストのエリック・K・T・ロウ(Eric K.T. Lau)氏、そして、ユリス・ナルダンやF.P.ジュルヌなどのブランドで活躍するサウスカロライナ州レキシントンの時計師ジャッド・ウッド(Judd Wood)氏という3人の友人が、時計に対する共通の愛をもってアメリカを拠点とする共同創業者となった。ロウ氏とラミレス氏にはHODINKEEの10周年記念式典で実際にあったことがある。しかし彼らが時計の分野で一緒に何かを成し遂げられるかもしれないと考え始めたのは、つい最近のことである。

リシャールミルスーパーコピーブランド初の時計であるMEC 1は45時間のパワーリザーブを備え、2万1600振動/時で動作し、瞬間的に切り替わるジャンピングアワーを備えた自社設計の手巻きムーブメントを搭載している。同ムーブメントはCOSC認定を凌駕する基準を満たしているのだそうだ。ラミレス氏がこの業界に飛び込む(ジャンプする)ことで貢献したかった(失礼、シャレだ)重要な目的のひとつが、クラシックなジャンピングアワー表示に新しい趣向を加えることだったという。そして、ブランドのもうひとつの柱がデザインへのこだわりだ。MEC Watchesでは、共同設立者の出身地であるニューヨークとマイアミをモチーフに、アール・デコを現代風にアレンジしたデザインを提案している。
「昨今の時計製造においては、多くのデザインキューが重複してしまっています」とラミレス氏は言う。「私たちはそのことを理解したうえで、何か違うことをしたかったのです。そしてこれらのキューにとらわれず、型にはまらないエリックが参加してくれたことは、私たちにとって本当にありがたいことでした」

「若い写真家のことを考えてみると......」と、自身も写真家として知られるロウ氏は続ける。「若い写真家の多くについて素晴らしいと感じるのは、彼らが偉大な巨匠を知らず、真似るべきものや歩むべき道筋がわからないために、最初のうちは自らの力で道を切り開いていくからです。本格的に仕事をするようになるとわかりますが、そこにはさまざまなガイドラインが存在します。商業的にはブランドの規定やアートディレクター、その場の状況に合わせる必要があるでしょう。そして私は写真、アートディレクション、時計など、自分の作品においてそれらに抗おうとしているのです」

トノー型のケースには、ポリッシュ仕上げが施されたシャープなファセットと、ケース側面のカット部分が美しく混在している。一方、スモークサファイアのクリスタルにより正面からはまるで文字盤が存在していないかのように見え、セカンドディスクやムーブメントに触れられるかのような錯覚に陥る。また、背面には反射防止加工を施したサファイアクリスタルがはめ込まれており、PVDコーティングが施されたジャーマンシルバー製ムーブメントの一部を見ることが可能だ。また、39mm×9.5mmという比較的薄型で身につけやすいサイズにもかかわらず、無垢のSSケースにより実は50m防水を備えている。

デザインにおいてはこのほかにも、ふたつの興味深い演出がなされている。まずは12時の時刻表示の奥にスーパールミノバを施したターコイズブルーのディスクを配している点。分針の先端にも同色のチップを乗せることで、視認性を向上させている。また、ムーブメントは順方向でしか時刻調整が行えないようになっている。これは非常に繊細な表示機能を備えたムーブメントを傷つけないようにするための措置だ。「これにより耐久性が向上し、メンテナンスの頻度も低くなると考えています」と、創業者たちは話してくれた。

最終的に3人は、高級時計のなかでも手が届きやすい一部のブランドと、価格が高騰し続ける独立系時計ブランドのギャップを埋める架け橋になりたいと考えた。MEC 1は現在、SS製で50本限定のスースクリプション(予約販売)シリーズとなっている。価格は2万1000スイスフラン(約316万5000円)と、適正かつ競争力のある水準に設定された。このSS製MEC 1が売り切れたら、このスタイルのSS製ケースは2度と作らないことをブランドは明言している。しかし、心配しないでほしい。彼らは今後に向け、さまざまなプロジェクトを用意しているようだ。

我々がなぜ気に入ったのか
ジャンピングアワー式の時計は、市場において特に希少な時間表示ではないかもしれない。だが、最も魅力的な機構のひとつであることは間違いないだろう。しかし視認性という点において、私が愛するジャンピングアワーのデザイン(タンク ア ギシェなど)は必ずしも優れているとは言えない。ジャンピングアワーのスケルトン化はそれをさらに損ねるようにも感じてしまうが、チームがこの機構を用いつついかに視認性を向上させたかという点に、MEC 1の最大の魅力がある。

次のふたつの画像を見て欲しい。スモークサファイアのクリスタルとアプライドセコンドインジケーター、アワーインジケーターのフレームが、光の入射角のわずかな変化でどのように変化するかを示している。光の角度が変わると、上部にあるアワーディスクとターコイズブルーの先端を持つ分針だけが強調され、一方でムーブメントの内部が透けて見えるようになるのだ。いずれにしても、さっと目を落としただけで比較的簡単に時刻を知ることができるようになっている。

最初は順方向だけの時間設定に慣れなかったが、その根本的な事実を知って納得した。これまでの多くのジャンピングアワーは事実として非常に人気があったのだが、生産数が非常に少なく、時計が動かなくなることによるリコール率が非常に高かった。順方向のみの時間設定を採用することで“ダミープルーフ”を実現したとラミレス氏は言っていたが、消費者のためにもブランドの存続のためにも、その点は高く評価したい。また、この時計は非常に装着しやすい。ラグは私が個人的に好きなケースデザインよりも若干短いため、見た目の感覚からするともう少し小さな手首の方がフィットするかもしれない。しかしケースバックがフラットなこともあり、装着性に問題は感じられなかった。

3人のうちふたりは時計業界での実務経験がなかったにもかかわらず、ファーストウォッチとしては素晴らしい仕上がりとなった。もちろん、提携先やスイスのプロダクトマネージャーなどから多少の助けはあったことだろう。当然のことながら3人はムーブメントをゼロから設計したことはなかったが、そのプロセスに密接に関わり、それぞれの意見を主張した。また、これまでにサファイアの分針を手作業でカットするような経験もしてきていない。ただ彼らはスイスで製造したものをすべてアメリカに送って組み立てることで、アメリカの時計製造の復興に貢献するという最終的な目標のために動いていた。

次に来るもの
アメリカの時計製造への献身は、私がこのブランドを応援し続ける理由のひとつであると同時に、彼らの未来に対する願いでもある。アメリカにおける時計製造の歴史を熱烈に愛する者として、工業化された同国の時計産業が崩壊したことで失ったものを考えると、悲しい気持ちになる。計画や希望はあくまでも予定でしかない。しかしMECのチームは、すでに少しずつ始まっている地域活性化の一翼を担いたいと熱く語っている。

加えて、今後の新作、MEC 2とMEC 3の計画もネタバレにならない程度にこっそり教えてくれた。ラミレス氏はブランドの10年計画として、アメリカで時計を製造するための設備と技術インフラを構築する予定であることを明かした。CNC加工用のマシンにしても、優秀な時計職人にしても、決して安いものではない。しかしこのことは、開発から発売までのプロセスを短縮するだけでなく、アメリカの時計製造の復活に貢献することにつながる。

「我々はすでに5つの時計の研究開発を始めています」と、ラミレス氏は言う。「また、MEC 1からMEC 8まで、合計8つの時計の構想を書き出しています。そして、どうすれば極めて明確なDNAを持つこれらの時計を作ることができるのかを考えてきました。遠くからでも一見しただけで、そのブランドがわかる。それは私がいつもカルティエに求めていることであり、憧れでもあります」

新モデルや既存モデルのバリエーションを年2回発表するというアグレッシブなスケジュールで臨んでおり、貴金属製MEC 1の通常生産バージョンも近々発表する予定だとチームは語る。顧客との関係を密にし、生産規模を小さくすることで、需要やフィードバックに迅速に対応できるようにするというのが彼らの目標だ。

ブランドの壮大な計画については、これまでのように時間が解決してくれるだろう。ただ私はこのブランドに期待しているし、ラミレス氏が話していた“10年計画”にも注目している。CNCマシンが稼働し、アメリカの時計製造が本格的に復活する姿を見ることができたなら、どんなに幸せなことだろうか。

エルメスのコレクションに36mm径の機械式スポーツウォッチが加わった。

エルメスは主に女性をターゲットとする機械式ムーブメントを搭載した36mm径のスポーツウォッチの新ラインを発表した。カットは“メンズ”のH08よりも小さく、丸みを帯び、ソフトな印象だ。私の第一印象は、シンプルでクリーン、そして分かりやすい(そして商業的に成功しそうな)時計であり、このカテゴリーの成長に向けて全速力で前進し続けるというブランドの意思を証明するものである。

エルメスの時計は、1970年代にジャン=ルイ・デュマ(Jean-Louis Dumas)がエルメスを改革して以来、ファッション愛好家やブルジョア消費者のあいだでは定番の存在となっている。アルソーやケープコッドのようなシグネチャーモデルの人気は大衆市場においてピークと下降を繰り返したが、純血主義的な愛好家グループ外に存在する古くからの時計愛好家や、ファッションにこだわる人たち(マルタン・マルジェラによるダブルツアーのアイデアを参照)のあいだでは不動の人気を誇っている。5000ドル前後のエントリーレベルでの成功は、これまでは馬術にインスパイアされた見栄えのするデザインと、文字盤のエルメスブランドのパワーによってもたらされるものであった。

エルメス時計スーパーコピー 代引き自社製機械式ムーブメントを搭載し、エナメルや象嵌細工などの複雑な装飾を施したハイエンドモデルの増加によってエルメスの時計部門は近年成長を続けているが、これはメゾンが新たな1歩を踏み出したことを意味する。この時計分野における勢いを支えているのはH08の成功だ。H08は現代のエルメス顧客のニーズに応えるために考案された、インダストリアルな外観を持つ21世紀のスポーツウォッチである。エルメスの年次活動報告書によると、2023年の売上高に占める時計の割合は、2020年の3%に対して5%と上昇している。これは切り分けられたパイの小さなひと切れのように見えるかもしれないが、そのパイは巨大でしかも着実に成長している。2023年の連結売上高は134億ユーロに達し、2020年の64億ユーロから大幅に拡大している(成長率100%以上)。エルメス・オルロジェの売上高にはAppleWatchのブレスレットは含まれていない。高級レザー製のハンドバッグを主な商品とするエルメスにとって、時計が事業全体と同じペースで推移しているだけでなく、右肩上がりで伸びていることは大きな勝利である。

すべてのエルメスの時計が同じように作られてきたわけではない。多くの人がクォーツムーブメントの副産物だと主張するようなものからレザーグッズカテゴリの主力となるような製品に至るまで、そのリリースは長い道のりを歩んできた。そして今日ではエルメスは機械式時計の分野で正当な地位を確立している。同社は2006年にはパルミジャーニ・フルリエのヴォーシェ・マニュファクチュール(ムーブメントを製造)の株式を取得し、2012年にはラ・ショー・ド・フォンのナテベールSA(文字盤を製造)、2013年にはル・ノワルモンのジョセフ・エラールSA(ケースを製造)を買収している。2017年にはケースと文字盤の事業部門はル・ノワルモンに集められ、“Les Ateliers d'Hermès Horloger”と命名された。今年2月に発表されたモルガン・スタンレーの第7回スイス時計年次報告書では、オートオルロジュリー(平均販売価格30万ユーロ前後の時計)に力を入れ、毎年100本前後を販売することでエルメスの時計製品の位置づけを再構築し、ブランドの時計としての魅力を高めている(ハロー効果として知られる戦略)と報告しされている。

エルメスは時計市場のダイナミックな嗜好の変化を受け入れてきた。ビジネス・オブ・ファッションによると、エルメス・オルロジェのローラン・ドルデ(Laurent Dordet)CEOは、同社の売上の80%を女性が占めていると述べている(ただし、これが本数で測られているのか、売上額で測られているのかは不明)。自社製ムーブメントであるCal.H1912を搭載した“女性のため”の腕時計であるカットは、まさにメンズとレディースの中間に位置する製品である。比較的ニュートラルなデザインにとどめて直径36mmという中性的なサイズを打ち出すことで、メゾンはこの時計を分け隔てなく手に取れるように配慮している。女性向けの商品でありながら、誰が何を着用すべきかを押し付けるのではなく、消費者に判断を委ねているのだ。

カットはエレガンスのなかにもスポーティさがある。このモデルはエルメス流のスポーツウォッチでありながら、そのデザインはエルメスそのものであり、現在市場に出回っているスポーツウォッチの派生モデルとは一線を画している。より無骨でインダストリアルなH08よりも主張しすぎないシルエットで、スリムで身につけやすい。現在この時計には36mm径のなかでバリエーションを用意しており、交換可能なラバーストラップにはメゾンのレザーコレクションをイメージしたカラーも見られる。もっとも手に取りやすいモデルが93万8300円(税込)で、ステンレススティールとローズゴールドのコンビにダイヤモンドをあしらったモデルが226万6000円(税込)となっている。

H08の成功を踏まえれば、より幅広いスポーツウォッチファンの需要に応えるためになぜH08を縮小しなかったのだろうか、という疑問も湧くかもしれない。SS製スポーツウォッチが飽和状態にあるのは事実だろう。“ジェラルド・ジェンタがてがけた”以外のブランドにとって、新しい“女性向け”スポーツウォッチ(この市場での成功は非常に難しいことで知られている)の展開は困難なものであることは間違いない。画一的であることが正解だとは必ずしも限らないのだ。

「大きなモデルを縮小して小さなサイズにすることが、必ずしも正しいアプローチとなるわけではありません」と、エルメスウォッチのクリエイティブ・ディレクターであるフィリップ・デロタル(Philippe Delhotal)氏は言う。「仮にH08を小さいサイズで作ったとしても、プロポーションが適切なものになったかはわかりません。だからまったく新しいデザインにしたのです」

カットをラインナップに加えることは、双方向へのアプローチによって成功の可能性が高まることを意味する。H08が現在、女性の一部で受け入れられているようにカットは間違いなく多くの男性顧客に支持されるだろう。

2023年発表のエルメス H08 クロノグラフ。モノプッシャータイプのクロノグラフを搭載。

デザインはエルメス・オルロジェ(特に中価格帯の製品群)において非常に重要であり、かつうまく機能する方程式に則っている。それによって競合する中堅どころの機械式スポーツウォッチとは一線を画しているのだ。時計はスイスで製造されているかもしれないが、エルメスはフランスの規範を持つフランスのメゾンである。

「メゾンの価値観、グラフィックチャート、そしてメチエ(専門技術)を横断する多くのクリエーションにどっぷりと浸かってきました」と、このメゾンで16年間勤務しているデロタル氏は語る。「時計であれ、あるいはまったく別のものであれ、何かをデザインする前には必ずエルメス的な感覚、フランス的な味付け、ひいてはパリ的なニュアンスが入り込んでくるものなのです」

カットのケース形状とそのなかに見られる図形(クッションケースのなかにサークルがある)は、エルズワース・ケリー(Ellsworth Kelly)氏と彼の幾何学的な抽象画、あるいはソフィー・タウバー・アルプ(Sophie Taeuber-Arp)氏の完璧な円形と長方形からなるフォルムを思い起こさせる。実はカットのアイデアは、2015年にエルメスがポンピドゥー・センター・メスで開催した 『Formes Simples』という展覧会を元にしているという。

「10年前、私たちはエルメスのクリエイションとアウトプットを振り返りました」とドルデCEOは説明する。「最終的に私たちは常に時代を超越したシンプルな形、つまりギリシャ彫刻からブランクーシ(Constantin Brâncuşi)やジャン・アルプ(Jean Arp)のような近代芸術家、さらにはアニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)が生み出した先史時代から存在する人工的なシンプルな形に焦点を当てるという結論に達しました。シンプルに見えて、決してシンプルではないもの。そのアイデンティティはディテールから引き出されます」

そしてこの場合のディテールとは、蹴り出された時計のエッジにある。そう、 カットだ。

時計のエッジは丸みを帯び、左右のケースの側面にはまるで丸石に切り込んだかのような(あるいはなめらかに浸食したかのような?)カットが施されている。またリューズは1時30分の位置にあり、両側のカットラインを邪魔しないようになっている。コンセプチュアルであり、アイデンティティを表現する形状というやや高尚なアイデアに加えて、エルメスの小さなシグネチャーもあちこちに散りばめられている。Hのエングレービングにラッカー仕上げが施されたリューズ、グレーとオレンジのアクセントが効いたミニッツトラックと、SS製モデルにおいてその上を流れるエルメスオレンジの小さなドットが光る秒針、そしてH08とは異なるデザイン性の高いタイポグラフィなど、カットは独自のデザイン言語によって生み出されている。

マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)から、2025年夏の新作ウィメンズバッグ「ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ」が登場。

キルトデニム&チェーンストラップの「ザ サック バッグ」
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ ラージ 78,100円
サイズ:幅39×高さ28×マチ14.5cm
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ ラージ 78,100円
ディオールバッグスーパーコピー代引き 激安優良店サイズ:幅39×高さ28×マチ14.5cm
マーク ジェイコブスのアイコンバッグ「ザ サック バッグ(THE SACK BAG)」から派生して、2025年春に誕生した「ザ レザー チェーン サック バッグ」。元となった「ザ サック バッグ」のふっくらと丸みを帯びたアイコニックなフォルムはそのままに、従来の太めレザーハンドルをレザーチェーンストラップでアレンジしたショルダーバッグだ。

2025年夏の新作では、この「ザ レザー チェーン サック バッグ」をキルティングデニムで仕上げた「ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ」が登場する。

デニムボディにレザーを組み合わせ
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ ラージ 78,100円
サイズ:幅39×高さ28×マチ14.5cm
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ ラージ 78,100円
サイズ:幅39×高さ28×マチ14.5cm
特徴は、デニム素材を採用したボディ。表面にはホワイトカラーのキルティングステッチを施し、ブランドロゴの刺繍もあしらっている。バッグの開口部とハンドルの一部にはブラックレザーを、さらにシルバーのチェーンストラップを組み合わせることで、上品なアクセントをプラスした。

選べる2サイズで
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ 62,700円
サイズ:幅30×高さ21×マチ12cm
ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ 62,700円
サイズ:幅30×高さ21×マチ12cm
機能面も魅力で、開閉が簡単なマグネットクロージャーを採用し、大きく開く口元によって、見た目以上の収納力を実現した。

サイズ展開はライフスタイルに合わせて選べる2種類を用意。A4サイズの書類が収まるラージサイズと、長財布やペットボトル、折りたたみ傘などの必需品を十分収納できるミディアムサイズが揃う。

新ミディアムサイズのレザーバッグも
ザ レザー チェーン サック バッグ 62,700円
サイズ:幅30×高さ21×マチ12cm
ザ レザー チェーン サック バッグ 62,700円
サイズ:幅30×高さ21×マチ12cm
さらに、フルグレインレザーで上品に仕立てたバッグ「ザ レザー チェーン サック バッグ」にも、日常使いにぴったりなミディアムサイズが仲間入りする。

【詳細】
マーク ジェイコブス 2025年夏 新作ウィメンズバッグ
取扱店舗:全国のマーク ジェイコブス ストア、公式オンラインストア
アイテム:
・ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ ラージ 78,100円
・ザ キルテッド デニム チェーン サック バッグ 62,700円
・ザ レザー チェーン サック バッグ 62,700円

【問い合わせ先】
マーク ジェイコブス カスタマーセンター

セリーヌ(CELINE)から、カスタマイズ可能なウィメンズベルト「ラ ブークル セリーヌ(LA BOUCLE CELINE)」が登場。

自分好みにカスタマイズできる新作ベルト
リバーシブルベルト 各66,000円
セリーヌバッグスーパーコピー 代引きトリオンフバックル 各35,200円 ※ストラスクリスタルのみ75,900円
リバーシブルベルト 各66,000円
トリオンフバックル 各35,200円 ※ストラスクリスタルのみ75,900円
「ラ ブークル セリーヌ」は、表と裏でカラーが異なるリバーシブルのベルトと、取り外し可能なバックルを自由に組み合わせられるベルトシリーズ。デイリーウェアにもイブニングウェアにもマッチするシンプルなデザインで、コーディネートの幅を広げてくれる。

本体のベルト×トリオンフモチーフを組み合わせて
リバーシブルベルト 各66,000円
トリオンフバックル 各35,200円 ※ストラスクリスタルのみ75,900円
リバーシブルベルト 各66,000円
トリオンフバックル 各35,200円 ※ストラスクリスタルのみ75,900円
ベースとなるベルトは、ブラック/タン、タン/ライス、エボニー/ブロンズ、バーガンディ/ブリーチドピンク、ライス/クリーム、ブラックの全6種類。バックルはメゾンを象徴する「トリオンフ」をモチーフにしており、定番のゴールドとシルバーに加え、シックなブラック、煌めくストラスクリスタルの4種類をラインナップする。好みのベルトとバックルをカスタマイズして、自分だけの特別な1本を作ってみて。

【詳細】
セリーヌカスタマイズベルト「ラ ブークル セリーヌ」
発売日:2025年6月5日(木)
取り扱い店舗:セリーヌウィメンズ取り扱い一部店舗、公式オンラインストア
・リバーシブルベルト 各66,000円
・トリオンフバックル 各35,200円 ※ストラスクリスタルのみ75,900円

【問い合わせ先】
セリーヌ ジャパン

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