家の前で。
というか、わたしの家って十字路の角の家から一軒目なのですぐ目の前が十字路なんですよね。
でもって住んでるところは『丘』って地名が付くくらいの山を開いた土地でして、傾斜約4~50位の(もっとあるかもしれん)坂道がどーーーんと立ちはだかっています。
ここね。
ついつい自転車や自動車はスピード出しがちなのよ。
しかも、小学校が近いものだから当然子供も通るし、何しろ通学路。
子供は自転車でぴゅーーーって下りてくるし、子供だけじゃなくておばちゃんとかおっちゃんとかも、やっぱりぴゅーーーってブレーキも甘めに下りてくる。
馬鹿な若造はここをスピードに乗ってドリフトで十字路やT字路を曲がってみたりして、それがステータスだとか思ってるんだろうなあ。と思う。
かくいうわたしも子供んときゃ、落としてるっていってもそれほど安全に急なトラブルにまみえて止まれるほどの速度でこの坂道を下ってたわけじゃない。
中学を卒業してからは、この坂道を登ることも下りることも、ほとんどしなくなったので、たまーに通るとマジチキンな運転になっていたのだが、ある種それは正解。
車の免許取ってからは、尚更この坂は怖いと思ってる。
年に何度も出会い頭衝突で事故もおきてるし。
(警察沙汰になるほどのドカーーンってのは年に2~3回くらいかなあ)
で。
朝の9時半くらいかなあ。
ぐずってたチビをあやしてて、ガッシャーーンって音がして、2階のベランダから下を見ると、倒れてる自転車とおばちゃん、運転席が大きくへこんだ車にサラリーマン風の若い男の人が電話しながらおばちゃんの傍で座り込んでて、近所の整形外科の看護師さんがおばちゃんの傍に座っていた。
遠目から見ても派手にぶつかったらしいってのはわかったんで、取り合えずチビを転がして、バスタオル片手に駆け出した。
頭から血を流して『痛い、苦しい』って言うおばちゃんの頭の下に取り合えずバスタオルを敷く。
タオルを敷くときにおばちゃんと少し遣り取りしたので、まあ意識はあるみたいだけど、頭打ってたみたいだしなあ……
周りを見れば、隣の喫茶店のマスターが電話を片手に話してる。
車の運転手も電話で話してる。
両方住所を言ってるってことはどっちかが救急車でどっちかが警察だ。
近くに派出所もあるしすぐに駆けつけてくるはず。
看護師っていうプロがいるし、わたしができんのこれくらいか、と割り切って、取り合えずおばちゃんには『もうすぐ警察と救急車来るからね』と声をかけて、しばらく声をかけながら様子見。
気にかかるのは、ぐずったまま家に転がしといたチビのことである。
取り合えずパトカーが来たので、看護師さんに『すみません、子供がいるので後お願いします』と家に戻ったら、超ギャン泣きだった。
すまんかった……_| ̄|●
抱き上げてあやしながらベランダから覗き込む。
応援の警察官が来て、救急車が来て、現場検証して……
おばちゃんは病院に運ばれていった。
サラリーマン風の男の人は、意気消沈といった感じだった。
ただ、十字路の一時停止ラインを少し超えた辺りで止まってたのと、『運転席』にぶつかった形跡があったのと、わたしが傍にいたときのおばちゃんの『正面からぶつかった』という言葉や倒れてた自転車の向きから推理するに。
おばちゃんほとんどスピード落とさずに坂から降りてきて曲がろうとしたんじゃなかろうか。
かなりの勢いでぶつかってる感じがしてたんでそう思ったんだが。
よもや真っ直ぐ進んでて自分から車に向かって車線変更とかしないと思う。
曲がろうとしたところに車が来たのなら、一時停止ラインを少し超えた辺りに止まってる車に対して『正面からぶつかった』という発言はおかしい。
倒れてるおばちゃんの位置からして車はバックした感じもなかったし、車と対向して真っ直ぐ進んできて、そこから曲がろうとしてぶつかったのならおばちゃんは側面からぶつかるはず。
車が進んできた方向に関しては直線的には視界が開けていて見通しはいいが、十字路の角にはそれぞれ、自宅兼喫茶店、戸建、戸建、保育所となっていて、曲がるときは死角だらけという条件下。
カーブミラーはあるけれど、スピードを上げてくる自転車相手ではそれも万全じゃない。
車は徐行してても自転車がスピードに乗っていたら当然衝撃はかなりのものだと思う。
この条件下で、わたしの推理通りで、尚且つ車がスピードを落としていた、ないし一時停止を(律儀にも)してた場合、完全におばちゃんが悪いわけで……
それでも、交通弱者といわれる軽車両自転車相手だと、車の方が悪いとされがちだからなあーとか思ったりしたわけです。
後で知ったんだけど、丁度目撃者がいたらしいので、多分くわしく状況がわかるんだろうけど。
まあ、おばちゃんが無事であることを祈る。
近所で同じ条件で友人一人亡くしてるんで、まじ思うんだが、この坂道を下りてくる自転車に何とか対策練られんかなあ。
子供が歩いてんのとぶつかりそうだった、とか本気で冷やりとするのを目撃したりしてこれから先がちと不安。
ちなみに。
バスタオルといえどタオル一枚じゃなくてもっともって行けばよかったとか、手に取ったそのバスタオルが、まだ使ってさほど経ってない綺麗なヤツだったとか、もう戻ってこないから、これを気にいいやつ買ってやろうとか。
そんな風に思ったわたしを許してください。
未承認 - 2014/11/17 (月) 00:43 Edit
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