実はだいちさん、多くの昆虫は平気なのですが、唯一苦手なのがありまして。
毛虫と芋虫。
この二つだけはほんっっきで駄目なんでした(あ、でもスズメバチの攻撃音は駄目だったよ)
というのも毛虫には幼いころのある事件以来のトラウマがありまして。
芋虫は見てる分はまだ平気でしたが、触るとなると流石に駄目でした。
他だったら別段平気なんだけどな(ムカデとか蜘蛛とか)
新居の玄関前には、前住人が植えていた、伸び放題のラベンダー、伸び放題の南天、伸び放題の葉牡丹、どくだみ(こいつは多分どっかから飛んできたと思われる)が残っておりまして、だいちさん、ガーデニングはさっぱりですが、米のとぎ汁をあげるといいと聞きましたので、とぎ汁をただ捨てるよりは、と思い毎日あげておりました。
この地点で気がつけばよかったんですが。
前住人の方もあまり熱心に世話をしていなかった模様でして、当然ながら虫の駆除剤をまいていたとしても、とうに効果は失われているはず。
引越しで出て行くのに、置いていく植物に熱心に世話なんかしないのも当然であります。
駆除剤くらい、うちのママンの助言通り、引っ越してすぐに撒くべきでした。
葉牡丹ははじめ、『正月に見るあのカラフルなキャベツみたいなやつ』、という認識でしかなく、植物の種類なんて露ほどもチェックしてなかったのが運の付き。
キャベツって地点で気がつけばよかったんです。
黄色いアブラナに似た花が咲いて、『あ、コレ結構かわいいかも』と思っていました。
そのうち花が落ちて、豆みたいな実もなりだして、『あ、種できてる』とちょっと嬉しくなっていた、そんなある日。
『えらく葉っぱがなくなってんな(ほぼ全滅←気がつくのが遅い)、花も豆みたいな実もなってるのに。』
そう思って覗き込んで初めて気がつきました。
豆みたいな実に覆いかぶさるように、その実にそっくりな青虫があちこちにうようよしていることに。
芋虫だーーーーーーーーーー
あわててネットで検索して、この植物が『葉牡丹』という種類であり、”キャベツみたい”、と思った通り、アブラナ科の仲間だったということ。
っていうかキャベツってアブラナ科だったんですね(ぇ)
つまり、アブラナやキャベツ同様、こいつを食い荒らす主な害虫はたった一つ。
モンシロチョウの幼虫です。
……チョウチョさん?
そういえば最近、チョウチョ見ないなあ。
菜の花が咲き誇ってる周辺でよく見るのは、この種類の葉っぱが好きなんだね~。
と暢気に考えてしまいました。
せっかくなんでネットで調べたところ、わたしが気がついたサイズの幼虫さんはすでに第四期~第五期というやつで、あと一回ないし、ある程度食べればさなぎになる段階でした。
幼虫に何とかって蜂の幼虫が寄生してない限り、この子達はあと少しでチョウチョになるはず。
苦手なものとはいえ、ここまで来ると流石に殺虫剤で殺すのには忍びなくなってきました。
とはいえ、葉牡丹はほぼ全滅であり、これ以上食い荒らされるのを放置するのも困りものです。
一晩考えて。
葉牡丹の茎と無事な葉の一部を残し、切り落として、切り落としたほうはすぐに捨てずにバケツか何かに入れてしばらく様子を見てみようじゃないか、という結論に達しました。
とはいえ、引っ越したばかりの上にガーデニング初心者のわたしが道具なんか持ってるはずもなく、ド近所のママンに経緯を説明して、他の植物に撒くための農薬と、『切り落とし』を依頼する。
芋虫がたくさんいる植物を切るにはわたしには無理な相談でした_| ̄|●
剪定バサミをもってきたママンは、容赦なく茎の根元からちょん切ってしまいました。
わたし:無事な葉っぱ残してーって言ったじゃない
ママン:こんなん、抜いてまいっていったやろ
わたし:いや、だって花咲いたらかわいいし……
ママン:うるさい。―――――――もう切った。
会話してる間に3株の葉牡丹は根元から切られてしまいました。
葉牡丹、気合でまた茎を伸ばしてくれるといいんだけど、無理だろうなあ……
とりあえず切り落としたほうの茎は、ママンが持ってきた空の植木鉢に入れられ、玄関前のラベンダーたちが植えられている花壇のそばにおいておきました。
もちろん。
花壇には薬をしっかり撒きました。
これ、団子虫さんとか駆除されちゃうんだろうなあ……