茶 碗 ギャラリー No7

No8へ    No6へ

梅華皮  木村展之 (2001年)

 鮮やかな枇杷色に焼き上がる土を用い、造形は厚手で丸型。淡雪のような柔らかさを
見せる梅華皮釉を、大胆に三筋上下に掻き落し、土味を見せる。同じ梅華皮でも、釉薬
の濃淡や縮れの景色、胎土との微妙な反応や発色の組合せなど、新たな作風の茶器・
酒器・花器が展覧会を飾る日を、ますます楽しみにしています。

茶碗トップページ