茶 碗 ギャラリー
No9
No10へ
No8へ
桃花瓷 木村展之 (2006年)
青磁の釉を、淡く上品な紅色に発色させた木村さんの「桃花瓷」。寒さ厳しい冬に耐え、
春の兆しとともに咲き始める桃・桜の花弁の色付きを思わせる新作は、温まる出来映え
となっている。濃い紅色から仄かな色合いへと、釉の研究を重ね完成させた「桃花瓷」は、
臙脂の貫入が印象的な一品である。
茶碗トップページ