:ミドル・フェイズ 【砂地】
場所:街中 登場:”考える人”久能 俊一、”災厄の星”元原 晴之 可能
終了条件:工事現場の幌の中
G M:登場宜しくお願いします。
晴 之:#1d10+39
ダイス:haruyuki:1d10=(6)=6+39=45
俊 一:#1d10+36
ダイス:Syunichi:1d10=(10)=10+36=46
G M:みんな元気だなあ(によによ
時間的にはさっきのシーンの直後。
「とりあえず軽く現場見とくかー」くらいの軽い気持ち(?)で現場に来ました。
既にUGNの調査隊は撤収した後のようで、幌の中で、君たちは見覚えのある人物と再会する事になります。
残念ながら会話を交わすことは出来ないんですが。

小さな空間が砂漠化しており、擂り鉢状に窪んだ砂地の中に、前坂 清士が石となって立っていた。
擂り鉢状の一番底から地面までは約2m行くか行かないかくらい。
その傍らに少年が立っていました。
G M:といった感じですね。
俊 一:どんな少年?
G M:帽子被ってて、パーカー着てる、まあ極普通の少年です。
G M:年齢は、そうね。ロリンナーと同じくらい。
晴 之:前坂とは別人だよね?
G M:別人です。というか、少年は前坂さん(ステータス:石)が中央にある、擂り鉢状の砂の外縁に立って覗き込んでるって感じです
 玲 :うちも出るか。
 玲 :#1d10+47
ダイス:Rei:1d10=(1)=1+47=48
 玲 :よしよし。
G M:自動的に壬緋抱えてるわけですね。
 玲 :ですね。
晴 之:「すいません、ここは一般人の立ち入りは禁止ですよ」 <少年に
G M:声をかけるなら、その瞬間に……えー。登場者全員意志判定です。目標は8
 玲 :壬緋を抱えたまま幌を破って真上に落ちてくる。
 玲 :#4r10+5
ダイス:Rei:4r10=(5,10,8,5)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:Rei:1r10=(9)=9+10=19+5=24
 玲 :高っ。
 玲 :「妙な気配に当てられてバランス崩した、悪りぃ……ん?」
晴 之:#6r10+1 なんか嫌な予感がするぜー
ダイス:haruyuki:6r10=(10,3,3,5,8,2)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:haruyuki:1r10=(6)=6+10=16+1=17
G M:だいだいす……
俊 一:#7d10+7 まず失敗しないですが・・・
ダイス:Syunichi:7d10=(7+6+4+9+6+1+3)=36+7=43
俊 一:誤爆! つっても余裕で成功してますが<ファンぶらなければ自動成功ですし
G M:抱月つぁん……ダイス間違えてるけど出目9あるんで問題なし。
G M:よかった、描写一つですむや(笑
突然目の前が暗転した
自分を中心に広がる闇と光
 
闇に女性が
 
光に少女が
 
女性が張り付いた笑みを浮かべる
けして記憶に残らないその顔の、口元だけが酷く蠱惑的だ
 
少女が君の傍らに立つ
けして記憶に残らないその顔の、口元だけが酷く印象的だ
 
少女の口が何かを囁いた
 
「だめ」
 
君の精神が警告を放った
─────この言葉の意図する意味に従えと!
 
 
どくん、と、軽く衝動のときに湧き上がるような体の熱を感じて。
 
少 年:「……やあ」
その声が現実へと君を引き戻した。
 玲 :「ここでもお出迎えか、クソッタレ!」
俊 一:「・・・なんですか?いまのは・・・。」頭がくらくらする
 玲 :「人間の良心とジャームの衝動の概念を擬人化したような存在とだけ言っておく……!」
晴 之:「あなた・・・一般人じゃないですね。あるいは犯人ですか」冷や汗を一筋。
少 年:「こういう工事現場って、大人の秘密ーって感じで、一度中見てみたかったんだよね〜」軽く。
 玲 :《ワーディング》。
俊 一:「って、事情も何も聞く前にいきなりワーディングですか!?」
少 年:「やだなぁ。大人気ない」くすくすと笑って。
 玲 :「人間だったらなかったことに、ジャームだったら『いなかったことに』すればいい」
晴 之:「少なくともOVであることは確定ですか・・・拙速ではありますけど。」
俊 一:「うわぁ・・・物凄い暴論だ・・・。けど、OVで無関係って事ではなさそうなのは分かりましたか。」
 玲 :「あいにく、大人のくせにガキに本気出すとか言っといて大人を見下すガキにかける言葉は持ってない。路傍の石でなけりゃ名前を名乗れ」
少 年:「ん? 僕? 久世 穂斑(くぜ ほむら)って言うんだ」
晴 之:「ではもう1つ質問。これをやったのはあなたですか?」
久 世:「それは違う。勘違いしないでほしいなあ。こんなことは僕には『出来』ない」
久 世:「加えて言うなら、これの正体が『何か』ってのも僕は『知ら』ない」
久 世:「さらに言えば、僕は少なくとも現在はただの傍観者だ」
 玲 :「『現在は』か――隙あらば簒奪者になろうってか?」
俊 一:「・・・物凄く胡散臭いですね。少なくとも傍観者って平然と言える時点でどこか怪しいです。」
久 世:さてはて。それはこの先の状況次第だよ」
晴 之:「この状態で信じることは難しいですね。本当に傍観者なら、証明できますか?」
晴 之:「”傍観”していたのなら、犯人を見ているはずですね。」
久 世:……傍観者だから、何もしない、ってのは証明にならない? あと、さっきも言ったけど僕は正体を知らないんだって」
久 世:「それじゃ、今日は夜も遅いんで、そろそろ失礼するね。怒られちゃう」
G M:ぼふん、と足元からはじけるようにその場から消える。
 玲 :ワーディング解除。
俊 一:「なんだか、よくわからない子ですね。少なくとも味方にはなれないってことは分かりますが」
 玲 :「……今日は厄日か何かかよ」
壬 緋:「……多分、少なくともだけど、嘘はついてないと思う」
 玲 :”災厄の星”を名乗る人物を見つつ。
G M:壬緋もその視線を追って見る(何
晴 之:「いきなり天井破壊する人に言われたくはないんですが・・・」天井見上げつつ。
 玲 :「それよりもだ。さっき襲われた。ちょうどこんな感じに」蟻地獄の巣穴のような窪地に。
晴 之:「ここの状況といい、モルフェウスのOVが関わっているのはほぼ確定でしょうね。」
壬 緋:「まあ、その、アレは直しとかないと、情報漏洩やばいよね……流石に」上を見つつ
俊 一:「……確かにこれは、頭抱えたくなりますね・・・。」処理のことを考え、げんなり
壬 緋:「……」しばらく考え込んで
壬 緋:「あの、悪いんだけど僕帰っていいかな……」おずおずと手を上げて
壬 緋:「その代わり、明日、僕んちに集合ってことでどう?」
 玲 :「送ってくぞ、と言いたいところだが。今日は素直に支部で寝泊まりしとけ」また襲われないとも限らないと釘を刺し。
壬 緋:「ちょっと調べ物をするのに、支部じゃね〜。家のほうが設備いいから」ひらひらと手を振って
 玲 :「進聞いたら泣くセリフだな」頭かきつつ。
俊 一:「・・・実際設備を揃えるにはうちの支部には資産が・・・ね・・・。」
壬 緋:「マシンはともかくソフトのほうがねー。それじゃ、悪いけど、明日僕んちに集合ってことで!」そういって《猫の道》を開く。
 玲 :「そういやオルクスだったな」
晴 之:「まあ、別働で情報収集は構わないとは思いますが。」支部に破れた幌の修復手配を頼みつつ。
G M:そういって壬緋はその場をあとにしました。
G M:んー。
G M:知覚でちょいとチェックして見て
G M:目標は8ね
 玲 :#1r10+1
ダイス:Rei:1r10=(4)=4+1=5
 玲 :ハハッorz
晴 之:#2r10+0
ダイス:haruyuki:2r10=(8,3)=8+0=8
晴 之:ぴったり。
G M:おめー
 玲 :おめでとー。
G M:まあ、一人わかればいいんだけど、えらく壬緋、慌ててました。
俊 一:アラマ(==
晴 之:「何か慌ててましたね。 予定でもあったんでしょうか?」 口に出すね。
G M:なんか妙に早く帰りたがってましたね。
俊 一:「何か気になった事でもあったのでしょうか・・・。」
 玲 :「何か隠し事をしてるのは間違いない。関係あるかどうかは知らないが」
G M:というわけで、GMからは以上です。
 玲 :こちらからはなしで。
俊 一:同じく以上で
晴 之:「ところで玲さん、襲われた時の状況を聞かせてもらえますか?」
晴 之:<シーン外で聞くということで、シーン自体は閉じてOKです
 玲 :じゃ、かくしかで。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  ミドル・フェイズ 【診察】
場所:工事中幌の中 登場:”ネペンテス” 御堂 忍 可能
終了条件:現地点での情報収集その1
G M:登場宜しくです。
 忍 :#1d10+39
ダイス:Shinobu:1d10=(6)=6+39=45
G M:UGNの仕事として呼び出されたのは、昨日見た幌の中の仕事だった。
G M:『何かが建つんだろう』と思っていた君の予想は大きく外れていたことを知ることになりました。
G M:石になって隅っこにいる冴先生が目の前に(何)
G M:周囲に何人かのエージェントがいて、忍先生が来るのを待っています。
 忍 :「外側、だけ……?」あっれー? と拍子抜けしたのも束の間。
 忍 :友人の変わり果てた姿に襟を正して、エージェントの皆さんに頭を下げつつその場所へと。
 忍 :「すみません、お待たせしまして…」
エージェントA: エージェントA「お待ちしておりました。とりあえず彼の現在の生命状態を診察していただこうと思い、ご足労願いました。」
 忍 :「は、はあ。………さ…神無月さんは、どうしてこんな所でこんな事に……」
エージェントB:「それが判れば苦労はしないのですが……何らかの原因があって、この状態だと思うんですが、何しろ情報が少なすぎまして」
 忍 :疑問が口をついて出たが、取り敢えずは彼の元へと向かう。砂地に何度か足を取られて転びそうになりつつ。
エージェントA:「ただ。なにかに怯えたか何かされたんでしょうな……この体勢ですから……」すみっこを見つつ(何
 忍 :「そのようですね……」いったいどんな恐ろしいモノを見たのでしょうかと、ふるふるしつつ(何)
G M:というわけで、石となった人物の状態(技能:知識:医学、知覚、目標値:8)を調べることが出来ます
 忍 :では、<知識:医学>で判定を。
 忍 :#10r10+4
ダイス:Shinobu:10r10=(6,2,9,8,1,4,6,2,10,7)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:Shinobu:1r10=(4)=4+10=14+4=18
 忍 :18。
G M:えーさすがです。
G M:触診とかしつつ。
 忍 :どう見ても石ですよね、これ…と思いながら、ぺたぺたと満遍なく触る。
G M:では結論から申しまして。
・こんな状態でも生命活動は確認できる(心音、体温に対し異常はない)
・基本的に栄養の摂取などはできない。放っておけば衰弱死は必須(うち一人は放っておきたい所だがそうも行くまい(笑))
・外の組織は確かに石になっている。殴ったら破損します。注意。
G M:ということがわかります。
G M:まあ、『外の組織は』ですので、中はわかりません。殴って破損させればわかるかもですが
G M:……します?
 忍 :では、見立てた事をエージェントさんに伝えて──し、しませんよそんなこと!(何)
G M:それはよかった。『します』って言われたらどう描写しようかと(爽←何
 忍 :「取り敢えず……対処法が分からない状況とはいえ、このままにしておくのも可哀相なので、何処か安全な場所に移動してください…」
 忍 :「まだ、ちゃんと生きてますから、大切に扱ってください」
エージェントB:「それがですね。昨日一応移動させようと頑張ったんですが……」
 忍 :一体何がどうしてこうなったのやらと、じんわりと額に滲む汗を手で拭い。
 忍 :「……が?」
エージェントA:「うんともすんとも動かんのですわ。まるで地面に固定されてるみたいに……ここ砂地なんですけど」
 忍 :「根っこが生えているような感じですかね…」試しに持ち上げようとしてみるが、案の定びくともしない。
エージェントB:「で、苦肉の策として、こうやってほろで四方八方覆ってるわけでして。場所によれば道の真ん中なので、非常に周囲の住民に迷惑がかかっていて説明に困っているんです」
 忍 :「なるほど…」石化した冴先生への肩ぽむ状態で項垂れて。
 忍 :「事件解決に動いているエージェントさんやイリーガルさんもいらっしゃるのですよね?」
エージェントA:「ええ。一応現状ではイリーガルを含めて4人います。─────ああ。そういえば」
 忍 :「大切な友人の事ですし、僕も何かの力になれるのでしたら……はい?」
エージェントA:「その中の一人、”電子の妖精─────ああ、今は女王”でしたね。真殿 壬緋から伝言を受けてます」
 忍 :「はあ…?」何でしょう、と首を傾げる。
エージェントA:「『遅くなってもいいので、手が空いたら家に来てほしい』そうです。これが住所ですね。寮を出たので今は一人暮らしだそうですが」
 忍 :「……はあ」
 忍 :この件の真相に近づく情報でも持っているのかな? と思いながら、這い蹲るように苦労しながら砂の坂を登る。
 忍 :砂を払って、エージェントからメモを受け取ります。
エージェントB:「お疲れ様でした。一応、定期的に、シフト的な感じで時間あいてる医者に見てもらってますんで、安心してって言うのは変ですけど、安心してください」
 忍 :「はい。病院のこと、宜しくお願いしますね…」深々と頭を垂れて。
G M:こちらからは以上です
 忍 :「不自由をおかけしますが、暫く我慢してください。きっと、何とかしますから」
 忍 :砂のすり鉢の下にいる“友人”に頭を下げて、メモに記された所へ向かうことにした。
 忍 :で、
 忍 :石化した冴先生にロイスを取得しますね……(何)
G M:はいw
 忍 :固定ロイスにもあるので二重になるのですが、今回の事件全般について。■執着/憐憫で。
G M:お疲れ様でした、と二人のエージェントは頭を下げて。
G M:ふわり、と一匹の薄葉蜻蛉が君の肩に止まり、しばらくしてまた飛んでいった。
 忍 :「…………?」
G M:はい、了解です。
 忍 :また見られた季節外れの光景に首を傾げながらも、今はまだ何も気づかずに足早で現場を後にした。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  ミドル・フェイズ 【そういうわけで集合】
場所:壬緋の住むマンション 登場:”考える人”久能 俊一、”災厄の星”元原 晴之、”傍若無人”逢杜 玲 可能
終了条件:壬緋の報告を聞く
G M:無論、俺はここには行かないであとで報告聞くぜ!!ってひとは出なくていいんですがw
晴 之:#1d10+45
ダイス:haruyuki:1d10=(3)=3+45=48
 忍 :では後でー。
 玲 :呼ばれたんなら行くしかないかな。
 玲 :#1d10+48
ダイス:Rei:1d10=(3)=3+48=51
俊 一:#1d10+46
ダイス:Syunichi:1d10=(8)=8+46=54
俊 一:うひょーい
俊 一:今日は出るのひかえる!w
G M:あははは
G M:まだみどる3ですがや。
G M:というわけで。
今朝。
被害者はさらに増えているという話を君達は聞く。
そういうわけで、壬緋が昨日言っていた様に、君達は壬緋の住むマンションにやってきた。
今後どう動くか、という相談のためだ。
やってきてインターフォンを鳴らすと、

壬 緋:「いらっしゃい。ロック今解除するね。入ってきて」
と鍵の開く音がして招かれる。
 
ダイニングに置いてあるソファーに膝掛けを掛けたまま座っている壬緋が君たちを待っていた。
テーブルにはノートパソコンが何台か開いて置いてあり、それぞれが繋げてある。
何かのプログラムが走っていた。
G M:という按配です。1LDKなんでちと全員はいると流石に手狭。
 玲 :「単刀直入に聞く。何が分かったんだ?」持参した猫の手型のクッキーを皿に盛って。
壬 緋:「まだ今検索中。昨日帰ってすぐ動かしたから、そろそろ終わるんじゃないかなあ」と、テーブルに何台か繋いだパソコンに目を向ける
 玲 :「そうか」(ぼりぼり)
壬 緋:「あと僕、物理的に動けなくなったから、外回り任せていいかな」
俊 一:「・・・いまなんと?」
 玲 :「任せとけ。今度襲われた時も助けだせるかどうか分からねーしな」
壬 緋:「物理的に動けなくなったから、外回り任せていいかな」ゆっくり一文字一文字区切って言う
G M:壬緋は膝にかけていた膝掛けをめくって自分の膝を見せると、足の下から膝の上まで、石化していた。
壬 緋:「ご覧の通り」肩を竦めて。
俊 一:「・・・なるほど。」
晴 之:「それは・・・もしかして昨日の襲撃からですか?」
 玲 :「……そういう意味か」
壬 緋:「昨日の段階で足首だったのに、今日はもう膝の上まで侵蝕してる」
壬 緋:「結構早くて参ったよ」やれやれ、と溜息をついて。
 玲 :「今のところ死人が出てないのが救いか」
 玲 :足元注意か、と愚痴りつつ。
壬 緋:「まあ、収穫はいくつか」
俊 一:「死人がいないからって悠長はしてられませんね。」
壬 緋:「一つは、この石になったことによって、石にされた人がどうなってるかを体験できたってこと」
壬 緋:「んでもって、犯人の顔を一瞬だけど見たってことかな」
俊 一:「犯人を見たんですか?何処のどいつか…」
壬 緋:「今それを検索中」パソコンを指差して
俊 一:げ、発言途中だった(==   「・・・って、今それをしてるのですか。」
晴 之:「方法はそれでいいとしても、動機が現状不明ですね・・・」
壬 緋:「まあ、ほんとにちらりとだから、容疑者、でしかなくて確定情報じゃないから、慎重にしないとなんだけど」」
 玲 :「手掛かりないよりマシだ。目安になる」
壬 緋:「あとね。石化してる部分なんだけど」
壬 緋:「何らかの方法で生命力が急激に吸い上げられているような感じかなあ……こう徐々に血液抜かれるみたいなあんな感じが……」言ってることに矛盾があるんだけど…といいつつ。
晴 之:「単純な組織変化じゃないということですか。もっともOVに利いてる以上当然とも言えますが。」
 忍 :インターフォンを鳴らして登場します。ぴんぽーん。#1d10+45
ダイス:Shinobu:1d10=(9)=9+45=54
壬 緋:「はーい」と動かずに返事をするとインターフォンに出る。《タッピング&オンエア》の演出で
 忍 :『こんにちは。此方に来るよう指示された者ですが〜…』オートロックのマンションを、物珍しげに見渡しつつ。
壬 緋:「ああ、待ってたよ、”ネペンテス”。入ってきて」壬緋は頷いて
晴 之:「イリーガルの御堂さんですね。」 開けていいですか、と壬緋に。
G M
晴 之:「どうぞ。」家主の変わりにドア開けよう。
 忍 :手にしたメモを見て、表札を見て、またメモを見て。
 忍 :「ど、どうもこんにちは」名乗ってから入らせていただきます。そして、1LDKのすみっこで正座。
壬 緋:「狭くてごめんね。この足診てもらおうと思って、ご足労お願いした次第だよ」石化部分を指差して
 玲 :「……ホントに冴先生そっくりだな」
 忍 :「は? え…なにが……?」きょとん。
俊 一:「……顔の云々は問わないで上げましょう。」
 玲 :「顔と行動が」(ズビシ)
G M:隅っこって意味がかw
 忍 :「よく言われます…」聞こえた呟きには困ったような顔で答えて。失礼しますと壬緋の足を診る。
G M:症状で言うなら、冴先生と同じですね。まだ全身じゃないよ、ってくらいで
晴 之:「これで外科治療の方法でも見つかれば、時間に猶予も出来るんですがね・・・」
 忍 :「これは…あの工事現場…を摸した場所のと同じ………ですね」患部を見れば目を細めて。
壬 緋:「うん、そう。その件で今回僕ら動いてんるんだけど…お恥ずかしいことに僕が被害者の一人になっちゃってね」
 忍 :「レネゲイドに絡むものである限り、現在の医療技術では手の施しようがありません…」唇を噛みしめて、医者としての無力感を堪える。
 玲 :「生命吸い取られてる感じってのが事実だとしたら、本体倒せば解除されるんじゃないか?」ずずず、と紅茶飲みつつ。
壬 緋:「かもしれないね」そういってるとパソコンからピープー音がします。
 忍 :「──で、その時の状況が──……なるほど」かくしかで教えていただきますね。
俊 一:「若しくは何らかの方法で供給のリンクが絶てれば・・・ってところですね。現状何処の誰かが何処にいるかも分からない状況では。」
晴 之:「ことRV関連の事件に関しては、『犯人を処理、もしくは捕縛し解除させる』以外の解決法はほとんどありません。」
壬 緋:「あ、ヒットしたみたい。だめもとでやってみるもんだねー」と、パソコンを弄る。
 忍 :こくこくと、何度も頷いて。異音のしたパソコンに目を向ける。
壬 緋:「……小森 陽。年齢17歳、学生、病弱で外出をほとんどしない…………潜在的OVで、現在は定期健診による監視付き、と……あれ? それだとおかしいな」
 忍 :「……………は?」
壬 緋:「昨日の定期健診でも覚醒の兆候はないって記録されてる……先日まで検査で入院してて、昨日退院だって」
俊 一:「・・・定期検診ってことは担当の医者がいるはずだが、その医者については?」
壬 緋:「……担当医師は─────”ネペンテス” 御堂 忍」顔を上げて忍先生を見る。
 忍 :「そ、その…小森 陽さんが僕の知っている小森 陽さんだとするならば、覚醒の兆候は無いはずですよ…?」
俊 一:「…………あら?」くるりと
 玲 :視線を忍に。
晴 之:「妙な話ですね。もっとも現状では、壬緋さんが見た顔しか根拠はないとも言えますが。」
 忍 :「……よく似た別の人、という線は?」頭を振ったことでずれた眼鏡を指で直しつつ。
壬 緋:「まあ、一瞬だったし外灯あるとはいえ暗かったしねえ……」うーんといいつつ。
壬 緋:「よく似た別の人もいなくはないけど、この街のデータだけを照合したから……」
 玲 :「覚醒に至る切欠は、心身への大きな――ともすれば致死級の負担。病弱な少女ならなおさらじゃないのか?」
 忍 :「そ、それでも。違う人だと、思うんですが……事件があったとされる時間帯、僕は彼女を自宅に送っていましたから…」
晴 之:「・・・とにかく他に手掛かりもありません。彼女を少し監視しておくべきでしょう。」
俊 一:「……その子にレネゲイドビーイングがついていて・・・という可能性は?」
 忍 :歯切れの悪い反論も、些かの分の悪さを自分でも感じつつ。
壬 緋:「それだと本人が覚醒してなくてもエフェクト使うよね……」
 玲 :「ありえるな」
壬 緋:「まあとりあえず、端末に情報送っておくよ。悪いけど、実際足で調べるのお願いしていいかな? ああ、無論端末で回線開いてもらってたら手伝えることは手伝うからさ」つまり《サードウォッチ》で手伝うよ、といってます。
 忍 :「レネゲイドビーイング、という話は聞いていませんが………」困り果てて、頭を掻いて。
俊 一:「別に共存している必要はないわけだし、可能性として頭の隅にでも置いておくといいかもしれません。」
壬 緋:「あとは、まあ過去の事例で言うなら、融合使われてるとか」
晴 之:「壬緋さん、各事件の起きた詳しい時間はわかりますか?」
晴 之:「できることから始めましょう。気休めですがアリバイ確認から。」
 忍 :「──分かりました。彼女がこの件に関わっているのかどうか、僕が確認してみます」
壬 緋:「んー。それは別ルートで検索かけないと、今すぐはちょっとわかんないかなあ」
壬 緋:「ただ、僕らが襲われた時間からして、日が暮れてからっぽいけどさ」
晴 之:「ではわかり次第御堂先生に連絡を。先生はデータが届いたら、彼女の通院記録と照合をお願いします。」
 忍 :「はい……」
 玲 :「俺達も急ごう。時間がない。明日明後日には壬緋が首まで石になってる」
壬 緋:「相手は潜在的OVで未覚醒だから、慎重にね。よろしく」
俊 一:「・・・すみません。貴方の患者を疑うような言動を取ってしまって。」謝った。<忍
 忍 :「いいえ。事が事なので、理解はできます。………けど、別人、という線での捜査もお願いします」
俊 一:「…けど、これ以上被害が広がるのは僕としても嫌なので、可能性ならなんでも掴みに行かせていただきます。」
 忍 :謝る俊一に対して、逆に謝り返す。
晴 之:「信じるために疑うこともありますよ。」
晴 之:「信じたいから、と言い換えてもいいかもしれませんが。」
 忍 :「そう、ですね……その通りです。ありがとうございます」
 玲 :ぽりぽりと、無言でこめかみを掻き。
 玲 :「別に見つけ次第襲うってのはしないから安心してくれ」
晴 之:「では行きましょうか。我々は別人の線での調査もしてみます。」
 忍 :「はい。宜しくお願いします」この場に居る全員に対してそれぞれ深く頭を下げて、協力を誓う。
壬 緋:「じゃあ、お願いねー」ひらひらと手を振って
俊 一:「分かりました。貴方もお気をつけて。」
皆が立ち去ったあと、壬緋は一人目を伏せると詫びる様に呟いた。

壬 緋:「…………悪いね。この情報買い手がいるんでそっちにも送るんだ」
手に持った携帯端末を操作して、先ほどのデータをどこかへと送った。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  ミドル・フェイズ 【夜道は襲われるフラグ】
場所:夜道 登場:”ネペンテス” 御堂 忍
終了条件:襲われてください
 忍 :#1d10+54 (どきびく)
ダイス:Shinobu:1d10=(8)=8+54=62
 忍 :ぎゃーす(何)
なんだかんだで調べ物のために病院で長居をしてしまい、日が暮れてしまった君は一人家路に向かって歩いていた。
引きこもり筆頭の昆虫(?)です(何
ふわり、と一匹の薄葉蜻蛉が肩に止まった。
 忍 :「アリジゴク、か………」ふと、彼女の言った単語を思い出して反芻し。
 忍 :「──ただの、偶然ですよね」
 忍 :はは…と、力無く笑った。遠くで信号が変わろうとしている。駆け出そうとして、その足を止める。
G M:それを合図にふわりふわりと薄葉蜻蛉が増えていく。
G M:この季節に蜻蛉なんて珍しい……と思った瞬間に《ワーディング》が君の周辺を覆った。
 忍 :夜なのに、どうして? 疑問が形を成すまでの間に、状況は秘やかに激変していることを感じ取った。
 忍 :「……!?」驚きながら、周囲を見回す。
 忍 :「何が………」
G M:意志判定(目標値:8)をどうぞ。
 忍 :#10r10+4
ダイス:Shinobu:10r10=(6,4,3,8,9,2,7,3,1,5)=9+4=13
 忍 :13で成功。
G M:みんな軽く成功するな……(ちぇー
ひたり、ひたりと闇が迫っていた
自分を中心に広がる闇と光
 
闇に女性が
 
光に少女が
 
少女に記憶のない誰かの面影を感じたりもしつつ
 
 
女性が張り付いた笑みを浮かべて君の前に立った
けして記憶に残らないその顔の、口元だけが酷く記憶に残る
少女が君の傍らに立つ
けして記憶に残らないその顔の、口元だけが酷く記憶に残る
少女の口が何かを囁いた
 
「だ、め」
 
瞬時に、君の意識は現実へと引き戻された
 
ずずず……と。
足元が砂に変化をはじめていた。
君を中心に砂の空間は擂り鉢状を描いていく。
気付けば膝下まで埋もれていた。
擂り鉢状になった砂の空間の外側の縁に君を見下ろすようにして何かが立っていた。
人に見える。だがそれに覆いかぶさるように大きな鶏の影が見えた。
 忍 :「── 誰…」口元まで出掛けた言葉が、涸れる。張り付くような喉の痛みに、意識は覚醒し。
 忍 :砂に取られた足に気づいて、慌てて抜け出そうとする。
? ?:「おっと、危ないよ」そういって首根っこを引っ張られて君は闇に引きずり込まれた。
 忍 :「── 誰、なんです…?」このままブラックエンド……?(何)<闇に引きずり込まれ
G M:それを聞くと同時に、先ほどの場所から少し離れたところにぺい、っとばかりに放り出される。
 忍 :「あいたっ」受け身に失敗。べちっと歩道に転がります(何)
君を助けた人物は少しばかり不思議な姿をしていた。
すらりと長身のその女性は、黒を基調にした身体のラインを強調するドレスをを身にまとっていた。
いわゆる姫カットで綺麗に整えられた長い黒髪で白い肌はとても対照的だった。
ただ、目を引く異様さが一つ。
その女性は顔の半面をマスクで覆ってその上からゴーグルを付けていた事だろう。
? ?:「やれやれ、大丈夫かい? 身体に異変はないね?」そう言って、身体検査宜しく身体のあちこちを触る。
 忍 :「…っ、痛た」顔を顰めながらも、地に手をついて何とか立ち上がろうとする。
? ?:「よし、問題なさそうだ」満足げに頷いて。
 忍 :「す、すみません。大丈夫です……」尻餅をついた状態で、助けてくれた人物を見上げる。<立ち上がることには失敗したらしい
? ?:「そうか、それならいいよ。安心した」見下ろしながら手を差し伸べる
 忍 :彼女の顔を覆うマスクに圧倒されつつも、おずおずと手を伸ばします。
G M:女性はひょい、と引っ張って忍先生を立たせて。
? ?:「ところで」
 忍 :「あ、ありがとうございます…は、はい?」
? ?:「アレを記憶したかい?」コンコンと、こめかみの辺りをつつく。
 忍 :「…………………はい?」自分、何をしていたんだっけ…と、軽く喪失した意識を取り戻すべく思考を巡らす。
 忍 :「………」
? ?:「アレだよ。アーレ」コンコン、とこめかみをまた叩く
 忍 :「……二人の、人物?」
? ?:「そうそう、覚えてるじゃないか。優秀優秀」
 忍 :もう少し考えて。「…闇の中に女性が。…光の中にも女性…少女が、いました…」
? ?:「そう、『アレ』……私たちはアレを”黒囁”、”白囁”と呼んでいるんだけどね」
 忍 :「あれは、一体…。そ、そうだ、砂に足を取られて!?」きょろきょろと足下周辺を見渡した。
? ?:「ああ。安心しな。攻撃貰う前に引っ張り出したから多分大丈夫」足のほうは無事です。
 忍 :そそそそうか、自分の足も!? 慌てて見直して、安堵の溜息を漏らす。
 忍 :「“ 黒囁”に、“白囁”? それが、石化事件の犯人なのですか?」
? ?:「正確には『犯人』とはいえない。あれは所謂力の残滓。目撃されてもなかなか人の記憶に残らないのが難点なんだけど」
 忍 :「お陰で助かりました、ありがとうございます」助けていただいた事に、深々と頭を下げて。
 忍 :「犯人ではないけれど、関連性はある……と?」こてし。首を傾げた。
? ?:「うまく説明できるかは……あれはね、『犯人』ともいえるものが動くときに力が視覚化されて視えるものでね」
 忍 :「?」怪訝な顔をしつつも、話の先を促す。
? ?:「そういえば”女王(クィーン)”がうまい事いってたね……─────視覚化された衝動─────って」
 忍 :「衝動……ジャーム、ということですか?」
? ?:「違う違う。衝動そのもの、だよ」
 忍 :「いえ、少し違いますかね。ジャームになる時の精神的なものですか?」
? ?:「ああ、うん。そうだね。”黒囁”に囁かれて引っ張られりゃ、ジャームになるだろうね。逆に”白囁”に引き止められれば今のままでいられる」
 忍 :壊せと囁きかける。奪えと囁きかける。──殺せ、と囁きかける。人から滑り墜ちた者達を唆す、“囁き”そのものなのだろうかと。
 忍 :静かに、そんな認識をして。
? ?:「しかし参ったね……回収しようにも人の中にあるんじゃ簡単に手が出せないね……」ちらり、と君を見て
G M:上から下までじっくり見て、「ふむ」と言うと。
? ?:「……まあ大丈夫か」と一人で納得する。
 忍 :「…ということは。僕は…“白囁”に引き留められたお陰で助かったのですね」
? ?:「ん? ああそう。そういうことになるよ」
 忍 :ふぅ、と安堵の息を漏らす。なんだか納得されたらしい…(何)
? ?:「わかってしまえば手っ取り早いもんでね。説明はいらない、理解できるようになる。まあ体感すれば、理解もできるだろ?」
 忍 :「はあ。まあ、何となく…?」
? ?:「ところであんた、名前は?」
 忍 :「あ。す、すみません、助けていただいて名乗ってませんでした。……僕は、御堂といいます」
? ?:「…… 御堂? あんたもしかして、御堂 忍かい?」きょとんとして
 忍 :「はい、そうですが……?」
? ?:「あんたがそうかい。へー、ほー」まじまじと見る。
 忍 :冴先生経由でご存じなのかな、とか思いながらも。まじまじ見られて、怯えたように一歩ひく。
 忍 :「……ええと、どこかでお会いしたことがありましたっけ…?」
? ?:「いや。私はないよ? 話に聞いただけで」
 忍 :「そ、そうですか…」
? ?:「私の名前を名乗らなきゃね。ゼロだよ、ゼーロ。……記憶したかい?」コンコンと、こめかみの辺りをつつく。
 忍 :「ゼロさん、ですか…」こくこくと頷く。
ゼ ロ:「以後宜しく」そこにゼロの持つ電話に着信が入り、ひょい、と電話に出る。
ゼ ロ:「やあ”女王(クィーン)”……ああ。例のデータ、受け取ったよ。被害者が一人増えるとこだったけど助けたから問題ない。─────じゃ、あと宜しく」プチ、と切った。
 忍 :なんだろう、この展開……色々なことが一度に起こりすぎて、眩暈がしそうだ。
 忍 :額に軽く手を当てて、ぼんやりと電話をする彼女を眺め。
ゼ ロ:「まあ、色々有ってお疲れさん。そろそろお暇するかな。───まあ、あとでゆっくり頭の中を整理するといいよ」
 忍 :チカチカと明滅する信号機の光。ほんの少し前の事も思い出して、ふと。
 忍 :「あ、あのっ」
ゼ ロ:「ん?」空間を開いてる途中で振り向いて
 忍 :「僕は石化事件の真相を追っています。何か分かったら、教えてください!」
ゼ ロ:「……対価は?」
 忍 :「………」
ゼ ロ:「物事は全てにおいて等価交換。あんたを助けたのは、ただのボランティアじゃない。対価はしっかりいただくから、助けた。それだけだよ」
 忍 :「僕の貯金くらいしか、ありませんけど………」
ゼ ロ:「お金じゃちょっと無理かな」
 忍 :「駄目、ですか………」がっくりと肩を落とす。
ゼ ロ:「……そうだねえ」
ゼ ロ:「一つだけヒントを」
 忍 :「はい! 何ですか?」上げた顔を、ぱぁっと輝かせ。
ゼ ロ:「”黒囁”と”白囁”は断章が起こす現象……それだけは教えて置いてあげようかね」ウインクして、闇に消えていった。
 忍 :「断章……」
 忍 :それがヒントの欠片らしい。ひんやりとした夜風に身を震わせながらも、大切な言葉を忘れないように呟いて。
 忍 :青に変わった横断歩道を早足で渡った。
G M: 
G M:シーンエンド