ミドル・フェイズ 【公園の魔女】
場所:公園 登場:”傍若無人”逢杜 玲 可能
終了条件:女性と話す。
G M:このミドル、とりあえずボーナスステージです(笑
晴 之:車を破壊するのか(違
 玲 :ぽちぱぱの車ですか(何)。
G M:もしかしたらレンガかもしれないが(何
ストリートファイター2の話ですね。古いよ。
 玲 :#1d10+51
ダイス:Rei:1d10=(6)=6+51=57
G M:公園を通りがかると、いつも見かける女性がベンチに座っていた。
G M:イリシャ・ゼロ・グランディークと名乗った女性だ。
G M:相変わらず優しげな雰囲気の彼女は君に顔を向けると
イリシャ:こんにちは。いい天気ね。今日も猫さんにご飯かしら」
 玲 :「いや、今日は探し物を」普段と変わらず少々愛想ない返事を。
イリシャ:「あら、それなら私の出番かしら?」といたずらっぽく笑う
 玲 :「……かもしれないか」
G M:イリシャはその様子から少し首をかしげて
イリシャ:「何か困ってるようね。よかったらお話を聞かせてくれないかしら」
 玲 :では話の要点をかいつまんで。
G M:んー、何処まで説明します?
 玲 :容疑者の名前以外を。
G M:ふむ。
イリシャ:「なんだか、この街は本当に不思議なことが起こるのねえ」と前置きして
イリシャ:「たとえば、異変が起こり出してから、奇妙なことがあったとか、見たとかそういうことはない?」
 玲 :「変わったもの……せいぜい薄羽蜻蛉くらいしか」
イリシャ:「……? この時期に? まるで前回の蜥蜴みたいね」
 玲 :「ああ……やっぱりそう思うか」
イリシャ:「ええ。そうねえ。共通点として見れるわよね。異変の起こり方といい……何かの象徴みたいね」
 玲 :「象徴ねぇ」ふむ、と整理して。
 玲 :「……だいたい見当がついた。蟻地獄、砂、”モルフェウス”」彼女が手にしている本に視線を移す。
 玲 :「一つ聞いていいか?」
イリシャ:「ええ」
 玲 :「殺しはせずとも他人の生命力を奪ってまで何かしたいヤツって、どんな事を考えてるんだろうな」
イリシャ:「……私にもそういう人の考えはわからないけれど……『力を取り戻したい』とか、そういう意図があるかもしれないわね」
 玲 :「成程」ありがとう、と礼を言い。
 玲 :「用事ができたからこれで帰る。足元に気をつけてな」
イリシャ:「そうそう」
 玲 :「?」
イリシャ:「紹介されたホテルね、まだ行ってないの」
 玲 :「あー……」
イリシャ:「ちょっと、まだ行く気にならなくて……」苦笑して
 玲 :「まぁ無理して行く必要もねーか」
イリシャ:「ごめんなさいね、せっかく紹介してもらったのに」
 玲 :「いや、誰だって自分の歩く速さってのがあるからな」
 玲 :意に反して行動するのは時としてマイナスにしか働かないものだ。
イリシャ:「あと、それから悪いんだけど」
イリシャ:「君の名前、教えてもらえる? なんだか私だけ教えて、ずるい気がするわ」くすくすと笑って
 玲 :「玲。逢杜 玲」
イリシャ:「玲くんね。よろしくね」
 玲 :「ああ、よろしく」改めて、その場を去る。
 玲 :「……病院に行ってみるか。大群が飛んでればビンゴ、ってことで」
G M:……退院してるけど、ね(ぼそ
 玲 :「……退院してたの忘れてたorz」
ふわり、と一匹の薄葉蜻蛉が目の前を横切った。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  ミドル・フェイズ 【とりあえず更なる調査だよね
場所:陽の家の前 登場:”考える人”久能 俊一、”災厄の星”元原 晴之
終了条件:調査その2
晴 之:#1d10+48
ダイス:haruyuki:1d10=(8)=8+48=56
俊 一:#1d10+54
ダイス:Syunichi:1d10=(7)=7+54=61
G M:あ、登場は可能です。好きなだけ出るといい(上から目線
俊 一:わーい(’’
G M:えーと。今回のシーンの調査ですが。
G M:1シーンPC1回というルールの制限を取っ払って、1項目PC1回とします。
 玲 :#1d10+57
ダイス:Rei:1d10=(1)=1+57=58
俊 一:そんな情報おおいのかw
 忍 :じゃあ僕も出ます…(何)
 玲 :とショックうけつつ合流。
 忍 :#1d10+62
ダイス:Shinobu:1d10=(5)=5+62=67
 忍 :そんなこともありますよ、と云わんばかりに肩ぽむ(何)
G M:まあ、調べるかと思ってたらみんな自分から調べなかったんで、項目まとめてみたヨ
G M:というわけでまず、まとめてみるね
●小森 陽 ■情報:UGN、噂話(目標:8)
  成功後、トリガーによる情報公開■情報:UGN、噂話(目標:12)あり
●砂の空間について ■情報:UGN(目標:12)
上記二つはこのシーンにおいて用意された情報項目。
追加。

●薄葉蜻蛉 情報:学問、噂話、(目標値:8)
●薄葉蜻蛉 情報:UGN、(目標値:12)
●イリシャ・ゼロ・グランディーク 情報:噂話、警察(目標値:12)
  これは先ほどのシーンでやるかと思ってた(笑
●久世 穂斑(くぜ ほむら) 情報:UGN、(目標値:8)

 玲 :話して終わりとそのまま思ってたんだー(何)。
G M:以上の項目が現在調べられる項目。他に知りたいことがあれば挙手でどぞ
 忍 :PLは知っているんですが、PCとして「断章」を…。
 玲 :玲に聞けば教えてくれると思うよ。
 忍 :玲君に尋ねれば良いかな。
G M:まあ、そうですね。聴けば知ってる範囲で教えてもらえるかと
 忍 :では、昨晩の出来事を皆に伝えて、色々と教えていただくことにします。
G M:それ以上でUGNで判明したこと(まとめページに有る以上のことはないんですが) 断章 ■情報:UGN(目標値:8)となります
 玲 :ふむふむ。
俊 一:因みに打ちは侵食率が61なのできついの1個やる程度で抑えたいw<エフェクト使うしな
G M:あとはダイスの神に祈りつつ振るが良い!(上から目線
晴 之:じゃあまずこっちから素で、全部判定行ってみます。よろし?
 玲 :お願いします。
 忍 :お願いします。
俊 一:お願いします
晴 之:#4r10+1 小守 陽 目標値8[情報:UGN コネ使用]
ダイス:haruyuki:4r10=(3,9,6,2)=9+1=10
晴 之:#4r10+1 砂の空間 目標値12[情報:UGN コネ使用]
ダイス:haruyuki:4r10=(4,8,3,9)=9+1=10
晴 之:#4r10+1 薄葉蜻蛉 目標値12[情報:UGN コネ使用]
ダイス:haruyuki:4r10=(4,2,9,7)=9+1=10
晴 之:#2r10+1 薄葉蜻蛉 目標値8[情報:学問]
ダイス:haruyuki:2r10=(4,8)=8+1=9
晴 之:#2r10+1 イリシャ 目標値12[情報:噂話]
ダイス:haruyuki:2r10=(8,1)=8+1=9
晴 之:#4r10+1 久世 穂斑 目標値8[情報:UGN コネ使用]
ダイス:haruyuki:4r10=(4,3,4,1)=4+1=5
晴 之:#4r10+1 断章 目標値8[情報:UGN コネ使用]
ダイス:haruyuki:4r10=(4,6,3,4)=6+1=7
 忍 :砂の空間、薄羽蜻蛉(UGN)、イリシャ、久世穂斑、断章が足りていませんね。
G M:ですね。
晴 之:まあ素じゃしょうがないか。成功は2つ。
G M:他に判定される方がいれば、情報はあとでまとめて出しますが
俊 一:最後に判定したいかも。エフェクト使う人が他にいればうちも本気出すが<生き字引
 玲 :んじゃ私がやってみよう。
 忍 :じゃあ、こちらも振ってみます。コネのみで。
 玲 :イリシャに財産+4突っ込んで。
 忍 :砂の空間(UGNコネ有)#5r10
ダイス:Shinobu:5r10=(3,5,6,6,8)=8
 忍 :薄羽蜻蛉(UGNコネあり)#5r10
ダイス:Shinobu:5r10=(2,4,8,4,2)=8
 忍 :久世穂斑(UGNコネあり)#5r10
ダイス:Shinobu:5r10=(5,5,2,6,6)=6
 忍 :断章(UGNコネあり)#5r10
ダイス:Shinobu:5r10=(10,6,2,7,6)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:Shinobu:1r10=(9)=9+10=19
G M:忍先生はどうやらすごく断章について知りたかったようです(笑)
 忍 :僕は断章だけで…。
 玲 :イリシャ:#4r10+5
ダイス:Rei:4r10=(5,7,7,7)=7+5=12
 玲 :久世:#4r10
ダイス:Rei:4r10=(1,5,6,7)=7
 玲 :足りないorz
 忍 :あ、要人への貸しを使えば良かったかな。
晴 之:あ、少し待って。
晴 之:・・・よし、砂の空間[UGN]に財産P2点使う。これでぴったり成功だ。
俊 一:ジャー後余ってるのはどれだろう
G M:・・・財産ってあとから使えるんだっけ
 忍 :薄羽蜻蛉と久世穂斑が足りていません。
 忍 :後から達成値上昇に使えます。<財産P
G M:ですか、じゃあ問題ないですね
俊 一:子守さん12はどーなんだろ
G M:しかし久世に苦戦中(笑
俊 一:じゃあ残り3つか
 忍 :あ。陽さんは調べたい。コネ使います!
俊 一:あぃよ
G M:どぞ
 忍 :コネ:要人への貸し、UGNを使用。侵蝕率ボーナスも付いてましたよ…(何)
 忍 :#9r10
ダイス:Shinobu:9r10=(10,5,8,4,7,9,3,2,3)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:Shinobu:1r10=(8)=8+10=18
 忍 :クリア。
俊 一:ンじゃ残り二つ消化しとくか
 忍 :んで、此方も調べ尽くしたので後を宜しくお願いします。
俊 一:両方とも生き字引を使うことを宣言
G M:うい
俊 一:侵食率61→65(二つ分)
俊 一:#9r10+7  薄羽蜻蛉 目標12
ダイス:Syunichi:9r10=(1,8,8,7,9,4,3,6,4)=9+7=16
俊 一:#9r10+7 久世穂斑 目標8
ダイス:Syunichi:9r10=(7,2,2,1,2,5,1,10,4)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:Syunichi:1r10=(6)=6+10=16+7=23
俊 一:余裕で成功ですな。流石に
 忍 :流石は天才!
G M:ということで全てクリアですな
俊 一:腐っても意思7ですから(’’
 玲 :すごいなー。
G M:いきますよー
●小森 陽 ■情報:UGN、噂話(目標:8)
・病弱でほとんど家から出ていない。
・潜在的OVの為、定期健診時に常に侵蝕率の監視も行われている。
・何に目覚めるのかは不明。ただモルフェウスシンドロームの気配はあるようだ。

トリガーによる情報公開
●小森 陽 ■情報:UGN、噂話(目標:12)
・最近深夜に歩き回ることがあるようだ。本人に記憶がないところから、現在夢遊病の検査も受けている。
・自傷癖あり。

●砂の空間について ■情報:UGN(目標:12)
・どうやら発生するのは夜のようだ。現在昼間に発生した報告は受けていない。
・シンドローム検査によるとモルフェウスシンドロームによる物質変換が行われたと思われる。
・また、現在地点ではある地点(小森陽の家周辺)を中心に円を描く範囲に発生している。

●薄葉蜻蛉 情報:学問、噂話、(目標値:8)
・この季節に薄葉蜻蛉が飛んでいること自体がおかしい
・黒巣市周辺で見かけられるようになった

●薄葉蜻蛉 情報:UGN、(目標値:12)
・被害の発生した地点では薄葉蜻蛉が多く見られるようになっている
・薄葉蜻蛉は小森 陽の生活圏を中心に円を描くかのように目撃されている
・オーヴァードに惹かれるように寄ってくる性質を持っている
・幾つか集まってくるとどうやら本体が現れるようだ

●イリシャ・ゼロ・グランディーク 情報:噂話、警察(目標値:12)
・盲目の女性。黒巣市の繁華街の一角で占いの店をしている。
・OVとして未覚醒の女性。
・黒巣市に来る前の記憶は断片的でほとんど残っていない。つまり記憶喪失でこの街で保護され、現在に至っている。

●”夢魔の王(ロードオブナイトメア)” 久世 穂斑(くぜ ほむら) 情報:UGN、(目標値:8)
・エグザイル/ソラリスのイリーガルオーヴァード
・ただ、目的は不明なものの集団誘眠事件(「眠り姫は夢を見ない」参照)において、裏で糸を引いていた模様。
・事件以降UGNより監視されていたが、あるときを機会に消息を絶つ
・先日のサラマンダー断章事件において、死体で発見されている
GM注:実は『黒と白と症候群 −火蜥蜴は竜の夢を見る−』で玲が見つけた死体は久世のもの。
●断章 情報:UGN、(目標値:8)
・現在UGNにおいて確認されているのはサラマンダーの断章。
・火蜥蜴となって、OVを襲っていたが、現在は沈静化している。
・断章化した状態は、サラマンダーのエフェクトについて記述された何らかの書籍の数ページの形式を取っている
G M:以上です。
 玲 :「……《AWF》持ちか?」
G M:まあ、久世については現在UGNでは死亡扱いになってマス。
 忍 :「ゼロと名乗った仮面の女性は、このイリシャさんという占い師と同一人物なんでしょうか…」ぶつぶつ。
 忍 :「薄羽蜻蛉は、陽さんに惹かれて来ているのでしょうか……」更にぶつぶつと呟いて。
G M:あー。そっか。
G M:ゼロについて 情報:UGN (目標値:8) で現在UGNが持ってる情報を引き出せるとします
 玲 :一回だけ?
晴 之:#4r10+1 ではさっそく
ダイス:haruyuki:4r10=(9,10,8,9)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:haruyuki:1r10=(10)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス:haruyuki:1r10=(5)=5+20=25+1=26
G M:うわ、回りすぎだろうw
晴 之:無駄に回りすぎ。
G M:えーと
 忍 :まさか見られていただと…(何)
 玲 :そんなに気になるんか(何)。
G M:w
G M:まあ、忍先生が言って調べてもらった、が妥当でなかろうかw
G M:えーと。
俊 一:そいえば前のシーンでいってた意思判定後に出てた二人(?)って判定できるんだろうか
 忍 :元原さんありがとうございます!(何)<調べてもらった
俊 一:ありんす(’’<達成26
G M:ああ、それもしてもいいですよ。といっても出される情報はまとめページのものそのままですが(笑
俊 一:じゃあいいかw
 玲 :工事現場で会ったときに玲が噛み砕いて言ってたのだが(何)<白と黒
G M:まずゼロですが
G M:・対堕翼独立特殊殲滅組織『fear』と名乗る狩人たちのリーダーの名前がゼロというらしい
G M:です。
G M:まあ補足点として
G M:狩人たちは各々をコードネームの代わりにナンバーで呼び合っていて、数字が若い人間ほど組織内で地位が高い。
G M:つまり、『ゼロ』はその中でトップということになる
G M:です。
G M:情報としては以上かな。いまのところ。
 忍 :ゼロという女性が話した事象事も気になるけど、正直なところ、今は小森 陽の事が気に掛かる。
 玲 :「要するに指導者ってことか」
 忍 :「彼女が深夜、無意識に徘徊しているとしたら……万が一の事でもあったら…」居ても立っても居られない風に、うろうろと室内を歩き回る。
晴 之:「この"断章"というのは、自律行動や他人への憑依をするものなのですか?」
 玲 :「UGNでもようやく調べ始めた代物だからその辺はサッパリ。ただ、何らかの意思を持ってるのは確か」
俊 一:「…僕の嫌いなタイプですね…。」<何かに憑依とかアレを連想するらしい
G M:幽霊ですか
 玲 :「……」理由を知ってるからあまりつっこまない。(参考資料:小さな世界の終焉)
G M:ですか
晴 之:「本人が未覚醒なのは確認済み。しかし無関係とも思えない。ならば別人格や何者かの憑依が可能性としては高いと思われます。」
 忍 :「僕が心配しているのは──彼女が、自分自身を傷つけてしまうことです」
 忍 :「もしも、その“憑依”した何かが彼女を動かして、その結果、彼女が誰かを傷つけた事を知ったら。…その時の事を心配しているのです」
俊 一:「・・・でしたら、彼女が気づく前に何もかも一切合財終わらせましょう。それが僕らのするべきことだと思います。」
壬 緋:『その彼女とやらが覚えてたらね』
 忍 :切羽詰まって、彼女の元へと向かおうとした足を止める。「真殿さん…?」
壬 緋:『みんな酷いよ。回線は空けといてっていったじゃない……探すの苦労したよ』
 玲 :「アンテナ3本立ってるぞオイ。ジャミングでもされてるんじゃないのか?」
 忍 :「す、すみません。うっかり失念していました」
晴 之:「特に閉鎖した覚えはないんですが・・・変ですね。」
俊 一:「誰かに妨害されている・・・とかですか?」
 玲 :「例えばさっきの“死んだことになってる奴”とか」
壬 緋:『常に繋げておいてよ。僕が状況わかんないじゃんってことだよ』
壬 緋:『いや別に僕の手がいらないって言うならいいんだけど?』ふふん、といたずらっぽく笑って
 玲 :「それより、体はどうなんだ?」
 玲 :今頃胴まで石化が進行している頃だろう。
壬 緋:『今胸の下辺りかなあ〜?』
 玲 :「無理するなよ……連絡入れたってことは、新しい情報が入ったのか?」
俊 一:「…………腸に届いてませんか?それ。その辺は大丈夫なんです?」
壬 緋:『その辺わかんない、どうなってんだろうね……? レネゲイドの神秘ってヤツはほんとわかんないね』
壬 緋:『あと、連絡した理由だけど。次の相手さんの出現位置をいくつか予測したんだけど』
 忍 :「どちらですか!?」飛びつくように、モニタの前を陣取る。
壬 緋:『まあ動くのは日が暮れてからの候補時間帯中って言う限定付きだけど。─────まず、目標……小森 陽の家から約500m圏内の円周上』
 玲 :携帯の周辺地図を開いて設定する。
壬 緋:『今から送るデータのA点とB点の間が一番有力かな』
G M:そうしてる間に、データが届く
 玲 :「予測地点は――」
壬 緋:『中央東公園』
俊 一:「…仕留めるにはいい空間ですね。しかし何故公園・・・?」理由はないのだろうと思うが、呟く
壬 緋:『たまたまじゃないかな……』苦笑してる
 忍 :「…………」
晴 之:「日が暮れてからなら、まだ多少時間はありますが・・・」
 玲 :「または“俺達を仕留めるのにいい空間”ってとこか」広い公園なら蟻地獄を展開するのに困らないだろう。
 忍 :「……あのー…彼女に会いに行っても宜しいでしょうか?」
晴 之:「・・・御堂さん、先に小森さんと話でもして来たいですか?」
 忍 :「はい」こくこくと頷く。
壬 緋:『まあ、動くなら時間は20時以降が有力。なんでだろうね?』
晴 之:「って、聞くまでもありませんか。」
 忍 :「この件の捜査の邪魔をするような事を、言ったりはしませんから」
 玲 :「いいんじゃねぇの?」
晴 之:「知人以外だと、警戒心で影響が出かねませんからね。」
 忍 :「ありがとうございます。何かあったら、久能さんの携帯に連絡を入れます」先日、仕事関係でメアド交換したということで。PC間ロイスだし…(何)
晴 之:「・・・彼女の就寝時間が20時だったりしませんよね?」
俊 一:「分かりました。…いってらっしゃい。」
 忍 :「…ははは」困ったように曖昧に笑って、先に部屋を退出した。
晴 之:「では、我々は先に公園を見張りましょうか。」
壬 緋:『じゃ、さっきも言ったけど、端末の回線は開けて位置情報が此方に流れるようにしておいて。僕から支援がいつでも飛ばせるようにねー』
 玲 :「了解」
─────季節外れの薄葉蜻蛉は空を踊っていた。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  ミドル・フェイズ 【夜分(?)に失礼いたします】
場所:小森 陽のお家 登場:”ネペンテス” 御堂 忍 可能
終了条件:さぁ……?(何
 忍 :#1d10+67
ダイス:Shinobu:1d10=(1)=1+67=68
G M:というわけ出来ました小森 陽のお家です。
 忍 :「こんばんは、夜分遅くにすみません。近くを通りがかったもので」
 陽 :「あっれー? 先生どうしたの?」と寝巻き姿に半纏の格好でお出迎え
 忍 :偶然を装ってはいるものの、何故か息を弾ませつつ。戸口でご両親に挨拶をば。
G M:両親は「わざわざ心配してくださってすみません」とぺこぺこしてます
 忍 :「こんばんは。この近くに寄ったもので…陽さんが元気でいるかなと思いまして」軽く頭を下げる。
 忍 :失礼しますね、と言いつつ玄関には入らせていただいて。
 陽 :「今は元気だよー? もうすぐ寝るけどね」
 忍 :「具合はいかがですか?」
 忍 :「そうですか。安心しました」ちらりと腕時計に目を遣る
 忍 :──あと少しすれば20時。
 陽 :「やることないから、20時ごろに寝ることにしてるんだ。遅くても21時。健康的でしょ?」
 忍 :「…ぐっすり眠れていますか? 枕が変わると眠れない、って入院時には言ってましたよね」冗談めかして言う。
 陽 :「寝てる寝てる。ぜんぜんぐっすり。夢も見ないよ?」
 忍 :「実に健康的で、よろしいです」こくこく、と頷く。
 陽 :「この時間になるとさ、小学生じゃないけど、なんだか眠くなるんだよね。習慣って恐ろしいねえ、先生」
 忍 :「小児科病棟の就寝時間は早いですしね…」
 陽 :「あーそのせいか! 長い間あそこで生活したもんねー」
 忍 :「ともあれ。ぐっすり眠って、スッキリとした朝を迎えられているなら何よりですよ。様子を見に来た甲斐がありました」はにかんで笑う。
 忍 :「…ああ、そうそう。今度の休みの日に、公園へ遊びに行きませんか?」
 陽 :「え? ほんとー!? うれしいな。普段家にいて滅多に出ないからそれは嬉しいよ!」
 忍 :そろそろお暇しようと、腕に掛けたコートを羽織ろうとしながら。
 陽 :「先生。わざわざありがとう!」にこっと笑って
 忍 :「そう言っていただけると何よりです」ほんのりと、笑みで応える。
 忍 :あの公園は、ずーっと前から大して変わってないらしい。彼女の幼い頃の思い出も詰まっているのだろうかと、思いつつ。
 忍 :「では、日曜の朝に迎えに来ますね」
 陽 :「はーい」ぶんぶんと元気よく手を振って
 忍 :母親にも了承を頂きつつ、「それでは、失礼しました」と言い。
 忍 :扉を閉める間際に「またね、陽さん」と、小さく手を振った。
G M:ばいばーいと手を振る陽はいつもの陽だ。
 忍 :──ぱたん。扉が閉まる。
 忍 :病弱な彼女も、家の人達も、苦労しているのだろう。けれども、此処には幸せな家庭がある。
 忍 :それを守りたい。そのために、僕のできることをしなければ──。
 忍 :強く願いながら、家の灯火を背に受けて。先に中央東公園へと向った彼らに連絡を入れた。
 忍 :そして少し迷いながらも、中央東公園へと向かう。
 忍 :僕一人では、できない事の方が多いのだから。真殿さんの情報を、今は信じることにした。
 忍 :んで、陽さんをSロイスにします。
G M:了解。
G M:では締めます。
G M: 
G M:シーンエンド。
 
  マスターシーン 【Honeypot】
連絡を終えて回線を開いたまま通信を止める。
そして、呆れ顔で壬緋は目の前に立つ女性に呟く。無論こちらの声は向こうに伝わらないように調整して、だ。
壬 緋:「……ゼロ。ここに来られても、僕、手伝えないんだけど」
ゼ ロ:「わかってるよ。あんたがその姿じゃなかったら私の仕事量半分ですんだってのに、まったくあんたもドジ踏んだもんだね」
仮面の上にゴーグルをかけたままの女性はふう、と溜息をついた。
壬 緋:「僕前衛じゃないもん。…………まあ、”未完の女王”としてなら、僕には相応な姿だと思うけどね」
ゼ ロ:「……またそれを言う。あんたは近づきたくて”女王”になったんだろう?” 女王(クィーン)”」
壬 緋:「そうだよ。そしてけして近づけさせない為に”女王”になった」
壬緋の表情に影が帯びる。決意を表すように手を握る。
ゼ ロ:「安心しな。ほんの少し。ほんの少しだけ、私も彼らに手を貸すから。利用する形になるせめてもの侘びだからね」
壬 緋:「……うん」
ゼ ロ:「じゃ、私はこれで。彼らのところに行かなきゃね」
壬 緋:「……ああ、そうだ。火蜥蜴の事なんだけど、時間かかるかも」
ゼ ロ:「いいよ、多分そのうち自分で取りに行くから。―――――それじゃ」
空間を割いて、来た時と同様に彼女は音も立てずにその場を後にした。
 
 
大きく深呼吸して。
壬緋はぽつりと呟いた。
壬 緋:「そうだよ。絶対に近づけさせたりなんかしない。―――――あれは、世界の敵だけど僕の敵なんだから……」