DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION リプレイ

『眠り姫は夢を見ない』


2007/02/03
ゲームマスター:だいち
プレイヤー:比良坂/久流/籠乃(敬称略)

キャラ紹介 オープニング ミドルフェイズ1 ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3 クライマックスフェイズ エンディングフェイズ 後話

■ミドルフェイズ3■
+−−−−−−−−−−−−+
ミドル・フェイズ 【真相の彼女】
”牙狼の王”久継 駆穂 場所:どこでも 登場:可能
終了条件:『彼女』の真相を得る
+−−−−−−−−−−−−+

駆 穂
:#1d10+71
ダイス
:Karuho:1d10=(1)=1+71=72
天 道
:#1d10+56 でとこうか
ダイス
:tendo:1d10=(4)=4+56=60
楓 太
:#1d10+50 ぽってこぽってこ。
ダイス
:fu-ta:1d10=(3)=3+50=53
天 道
:エフェクト使うと辛いですね。(何
G M
:ひぃw
駆 穂
:まぁ(何)

G M
:とりあえず情報を纏めようということになった。はずだ。多分(おずおず
天 道
:じゃあ寮のラウンジにでも居るかい。(みんなちるどれんだよそういや
G M
:そうだね、まあ、ラウンジにいる人間が心なしか人数少ない気もする。
駆 穂
:「────さて」
楓 太
:まぐまぐ。パンを食べながら。緊張感はあるのかないのか。
G M
:すっかり出すの忘れてた(おひ)情報だが
天 道
:「被害は進行中、ってことかね。」
 「……。」盛大にため息をついて席を陣取り。
G M
:壬緋が予測するに、そろそろ爆発的に被害が増えだす時期に入ってると思っていい。
天 道
:期間的に1ヶ月になる人が増えてくるわけですな。<夢見始めて
楓 太
:「…ちょっと、寂しいね」 いつもなら、賑やか過ぎる程賑やかな場所。
G M
:そういうことだね。
天 道
:「普段がうるさすぎるから逆にねー。」
 「…もの寂しいのは、あまり良くもない。」
G M
:とまあそんな感じだ。壬緋が用意してた『報告書』は入手していてもいくらいかもしれないな。
天 道
:ほみ。
楓 太
:はぐはぐ。ごくん。
天 道
:「んで、昨日のアレだけど。」
 「…どちらが、何が本当か。」
駆 穂
:「──」報告書を読み始める。
G M
:まあ報告書にはいたって簡潔にいままでの情報がまとめてある。一人で、しかも情報が手探りの中実によく調べてた結果の報告書だ。
文章を目で追っていく駆穂君は、一番最後の用紙で止めることになる。
駆 穂
:「────」ぺらり。
G M
:そこには手書きの可愛い字で『夢魔は4人、うち2人は除外』とあった。
しかも、『2人は除外』に追記するように、『事件発生時、黒巣市にはいない』と走り書きがある。
G M
:ほんの小さい走り書きだ。落書きみたいな。
駆 穂
:「2人」
G M
:ふいに。「おはよー」と元気のいい声がラウンジに響き渡った。さほど大きな声ではないが、どうやら声が通る人間であるらしい。
楓 太
:「ふたり?」 鸚鵡返しに問おうとして、響く声。ちらり、視線をそちらに。
天 道
:「姫花と愛花、か?」
 「…妹は……。」と、声に言葉を切り。
G M
:見るとそこには姫花がいる。どうやら友人のチルドレンの元に駆け寄っていって話をしているようだった。
天 道
:「昨日のと同じ奴か、確かめてみるか?」
 「…。」訝しげに見て。
駆 穂
:「その方がいいだろう」
天 道
:まー止められなければ確認しに行っちゃう。(何)
楓 太
:こくこく。同意の頷き。
G M
:まあ、近づけば…そうだな、知覚。この場合知覚か? まあいいか。8以上で。
天 道
:じゃあ裕太がずかずかと無遠慮に声をかけに行こう。
知覚は紙ですが(何) #1r10
ダイス
:tendo:1r10=(1)=あ゛!?
天 道
:フフフ(何
G M
:…なんかこう、あれだなあ
一応全員。よろしく
楓 太
:#4r8 <知覚>0+《電光石火》 侵蝕率:56
ダイス
:fu-ta:4r10=(1,4,8,6)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス
:fu-ta:1r10=(8)=ぐるぐるまわるぅ〜
ダイス
:fu-ta:1r10=(5)=5+20=25
楓 太
:25−!
天 道
:ふーたの地獄耳!(何
G M
:じゃあ天道兄弟は聞き逃した。楓太君はもうまねっこが出来るくらいにまで聞き取った!
駆穂君はどうする?
駆 穂
:んー。
一応。
#12r10+0
ダイス
:Karuho:12r10=(2,2,9,8,5,7,1,9,4,2,8,7)=9+0=9
駆 穂
:楓太にお任せ(何
G M
:あはは。駆穂君も聞き取った。
天 道
:苛々が募って聞き取れなかったぜ(何
姫 花
:「もー携帯落としちゃってさー。うっかり寝過ごすとこだったよ。目覚まし買った方がいいのかなー」
といった按配だ。
天 道
:「…よお。久しぶり。雪菜姫花だろ?」じゃあお構いなしに声をかける。
勢太はちょっと後ろで見てます。(何
姫 花
:「あ。昨日の! ええっと昨日はごめんね? ってチルドレンだったんだ?」
そっかーうーん、といった感じでこめかみに指をつけてくりくりと回して。
 「ああ。君たちがもしかして天道兄弟?」これは確認の問いだ。
天 道
:「昨日は支部って言っても気づかなかったから人違いかと思ってた。…まあ、そうだけど。」
後半は問いに答えて。
姫 花
:「双子仲間だねー。よろしく」握手するように手を差し出す
天 道
:「ん、お前も双子なんだ?」愛想程度に握手しつつ。
姫 花
:「うん。愛花って妹がいるのよね。妹って言うよりは『妹分』に近いんだけどー」
駆 穂
:ソファに腰掛けたまま。話を聞き進める。
天 道
:「妹と“妹分”じゃ違うのか?」
楓 太
:パックの珈琲牛乳飲みながら。意識はそちらに。
姫 花
:「んー。無理やり作られた姉妹って、感じだから。実際血の繋がった妹って感じしないのよ。根倉だし、何考えてるかわかんないし」
天 道
:「ふうん。あんま似てないんだね。……その妹って、何処にいんの?一緒じゃないんだ。」
姫 花
:「常に一緒にいるわけじゃないのよ。部屋も別々だし。顔あわせない日のほうが多いと思う」
 「特に最近は」
天 道
:「最近は?なんかあったわけ?」
姫 花
:「いや、わたしのほうからどうこうあったわけじゃないんだけど。顔合わせないのよね。ラウンジとか、以前なら時々顔出してたんだけど、此処二ヶ月くらいかなあ…ほんっとに会わないのよ」
天 道
:「それ、なんかヤバイんじゃない?部屋とか行ってみないの?」
姫 花
:「この間行ったら、留守だったわ」首を振る
 「それに、友達とかに話聞いてみたんだけど、愛花に会ってないって言うの」
天 道
:「ふーん。探したりしないの?……ここだと知らない間に死んでたりするかもよ。向こう側に行っちゃってる、とか。」
姫 花
:「多分『まだ』其れはないと思う。予感だけど」
天 道
:「予感か。ま、それなら大丈夫なのかな。……あー、話割り込んでごめんね。じゃまた。」とか言って戻ってこようかとりあえず。(何
駆 穂
:「収穫は」
楓 太
:おかえり、と。ぱたりぱたり、足を揺らす。
天 道
:「なんか昨日会ったのがあれみたい。妹の居場所は分からないって言ってる、こっちも。」
 「……。」
駆 穂
:「……どこかおかしいな」
報告書にぽんと手を置きつつ。
楓 太
:「まるで、おんなじのが二人、いるみたい…?」
ぱこ。空になったパックを、片手で潰す。
駆 穂
:「そうだね」
天 道
:「…同じ?」
 「……代わり。か。」
駆 穂
:「些細な事だが。眼前の”姫花”は妹の事を妹分といい、あまり執着していないとも言える。天堂。君が妹を探している、と聞いた時どんな様子だった」
天 道
:「……妹分、とは言ってた。けど。」
 「……妹を見たら、探していると伝えてくれと。」
 「今話した方は、探す気もないって感じだったな。」
 「……。」
駆 穂
:「そう。些細なズレだ」
G M
:駆穂君は手元の報告書にもう一度目を向ける。壬緋の『夢魔は4人、うち2人は(事件発生時、黒巣市にはいない)除外』というメモが目に入った。
―――引っかかったのは。『夢魔』という言葉。
駆 穂
:「『夢魔は4人、うち2人は除外』。」
G M
:2人の、コードネームは―――?
駆 穂
:「意味する所と眠り病」
「”蒼天の子守唄””夢魔の涙”」
「あくまで推測材料」
楓 太
:「…うゅ」 頭を斜めに。
 「二人。…四人」
天 道
:「妹のコードネームにしか夢魔は入ってないんだろ。…妹自体が4人いて、2人は今居ないってことか?」
 「………。」
楓 太
:「同じ…でも、違う…」 違和感。
駆 穂
:「”愛花”が眠り病の仕掛け人と考えるには条件が揃っているとは言える。だが足りない」
 「乱暴な意見だが『全員夢の世界に入ってしまえば皆好きなように生きられる』と考える者もいる」
 「彼女はどうかな」
G M
:情報:UGNで『夢魔』の名前に関する者について調べてみる?
楓 太
:それは欲しい。(こく)
天 道
:「どっかで聞いたような話だね。まさか、今まで俺達が見てきた姫花がどっちも妹なんてこと言わないよな。」
 「……。」
駆 穂
:其れしかないんじゃないか。
天 道
:調べようか。(何
G M
:さ、ダイス握って握って。
駆 穂
:お願いします『何
楓 太
:#1r10+1 <情報:UGN>1 とりあえず素振り!(何)
ダイス
:fu-ta:1r10=(7)=7+1=8
楓 太
:面白くない目!
G M
:でも期待値はでてる。1Dでがんばった!
8なんで名前とコードネームくらいはわかる程度だけど。
天 道
:《サイコメトリー/錬成の掟》侵蝕67% #4r8+2
ダイス
:tendo:4r10=(5,8,4,10)=ぐるぐるまわるぅ〜
tendo:2r10=(4,8)=ぐるぐるまわるぅ〜
tendo:1r10=(3)=3+20=23+2=25
天 道
:ほっとした(何
駆 穂
:がんがった(何)
G M
:脱帽しました。全部さらけ出すよ。
楓 太
:えらい(何)
駆 穂
:もう手を抜いて振る(何
#12r10+0
ダイス
:Karuho:12r10=(2,7,5,9,7,9,6,10,3,3,2,4)=ぐるぐるまわるぅ〜
Karuho:1r10=(3)=3+10=13+0=13
天 道
:ほっとした!(何
駆 穂
:13(何
G M
:充分です!
まぁいいや、ええっと黒巣市において『夢魔』または夢魔に関するコードネームを持つ人物は、”夢魔の涙”以外に
”ナイトメア・テラーズ” 高無 駆、”ナイトメア・エコーズ”高無 徹兄弟。
そして”ロードオブナイトメア”久世 穂斑 の三人だ。うち、高無兄弟は当時出向で他都市へとでていて半年ほどは黒巣市を出たり入ったりの生活をしている
駆 穂
:「この兄弟が除外…だな」
天 道
:「そうなると、残るのはロード、ってことか。」「…。」
駆 穂
:まー。”ロードオブナイトメア”久世 穂斑の居場所をチェック。
楓 太
:だね、と頷いて――その人物については調べられるのか。
G M
:久世に至っちゃ、いわゆるUGN黒巣市において遊撃兵的な行動を取っているイリーガルで普段は会社員。
さっきのに含んで大丈夫だよ。
どんなことが知りたい?
楓 太
:能力。矢張り、オルクスかソラリス?
G M
:久世はソラリス/エグザイル、駆がオルクス/ソラリス、徹がハヌマーン/ソラリス
天 道
:居場所とか分かるんだろうか。(むん
G M
:居場所は…まあイリーガルの人間を逐一チェックしてるわけじゃないけど。普段なら平日仕事で会社にいるんじゃないかな
まあ、連絡とろうと思うなら。支部長に掛け合ったりとかしたら、連絡取れると思う。
駆 穂
:人物像とかどんな感じだろう
G M
:久世?
一言で言うなら仕事熱心なお嬢さんだ。データにある顔写真からはとてもじゃないけど『社会人』には見えないくらい童顔。
天 道
:「とりあえず、接触できる所からしらみつぶしにしていくしかない、かな。」「…接触、か。連絡か。」
楓 太
:連絡、と――ふと。
 「…そう言えば、さっきの、“雪菜 姫花”は携帯落とした、って言ってたね」
駆 穂
:「そうだね」
天 道
:「え、そうなん。」「…らしい。」
楓 太
:「…同じじゃなかったら、違いは、生まれるのかな」
駆 穂
:「起こり得るだけで無いとはいえない」
天 道
:「昨日は電話してないけど…。してみる?」
 「…支部を通じればできる、はずだな。落としていれば繋がるまい。」
つーわけで姫花の携帯に電話してみようか!(何
G M
:電話した! 繋がった!!(笑)
 ―――コール暫らくして。
 姫 花(?)
:「は……はいもしもしー?」ちょっと暗めの声が一瞬だけ聞こえて、すぐに取り繕うように明るい声が返ってくる
天 道
:「…もしもし?えーと、こないだ研修で寝てた天道でーす。」(何
 姫 花(?)
:「ああ。あのときの! なぁに? もしかして『愛花』見つかった?」
天 道
:「あの時はどーも。ああ、それなんだけどさ。それっぽい人見かけたから教えとこうかと思って。こないだのお礼もしたいし。」
 「会えないかな。何処?」
 姫 花(?)
:「ほんと!? 助かったわ。そうね…黒巣…黒巣中央東公園でどうかなー?」
天 道
:「おっけ。じゃあ30分後に。」よろしく、と時間取り付け。
G M
:という感じでした。以上電話の主でした。
天 道
:「なんかあっさり会えそうなんだが。しかも出だしがかなり妹っぽい。」
 「……。」
電話切りつつ。
駆 穂
:「……」
楓 太
:ぱちくり。
 「…そー、だったんだ?」 ぱこぱこ。相変わらず空のパックで遊んでる。
駆 穂
:久世 穂斑が実はFH所属でしたとかそういう噂とかないかね(何)
楓 太
:そんな直接的な(何)
G M
:『何処にも所属していない。お仕事熱心なイリーガル』だ
楓 太
:そっちの方は調べなくてもいいのかな、と首を傾げ。
天 道
:FHに付く可能性も無くはないってことか。(何
楓 太
:そいつぁ盲点(何)
天 道
:調べられるのかしら。そっちの方。(ぬん
G M
:どんなのが知りたいよ。
天 道
:久世についてこれ以上なんかあるのかどうか、みたいなことだと思うが。無いなら妹に会いに行くべきか。
楓 太
:事件発生前後〜現在の動向、能力として今回の件を起こすに値する力があるか、等。ぶっちゃければ天堂の言うとおりだが(何)
天 道
:ぶっちゃけた(何
G M
:まあこちらから提示するのはほとんど出したと思う。
天 道
:「勝手に約束しちゃったんで、会いに行く運びになりそーです。…で、いいんだっけ。」
 「……。」あれ、なんだろこの空気(何
楓 太
:了解。なら、素直に会いに行くかな。バラけるのも危なかろうて。
 「んー…、いいと思うー」 眉を寄せて。考えても解らないなら、行動あるのみ。
駆 穂
:ですな。見守ります(何
 「待ち合わせてるようだからね。天堂」
天 道
:じゃーれっつごーするか。おやつは500円までな!(何
楓 太
:バナナはおやつに入りますか!(何)
駆 穂
:このゴールドカードで払ってくれ(何)
天 道
:おま。(何
楓 太
:立ち上がり、ぽいっと、ひしゃげたパックをゴミ箱に投げ入れて。
駆 穂
:「まだ。推測の域だが。何もしないよりはいいか」
楓 太
:「うんっ」 不安を払うように、力強く、頷き。
天 道
:「妙に素直にこっちの言うこと信じてくれたのが引っかかりはするけど。まあ、疑っててもどうしようもないってことでー。」「……中央東公園、だな。」
天 道
:連れ立ってラウンジを後に。



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